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恋するガリア

kat********

4.0

ミレイユ・ダルクの魅力がいっぱいです

中学生の時、「恋するガリア」のサントラ盤(EP盤)を、 レコードが擦り切れるくらい聞いた記憶がある。 バッハの旋律を、「ダバダバダー」って歌うスゥイングル・ シンガーズのスキャットが、妙に新鮮でオシャレな感覚は、 中学生でありながら興奮しました。 主演のミレイユ・ダルクは、当時はシルビー・バルタンと並ぶ スーパーアイドルでした。 ソバカス美人でキュートでボーイッシュな彼女は、 映画雑誌のグラビアを飾っていて、その切り端をこっそりと ノートに忍び込ませていました。 彼女の着る60年代フレンチファッションもかっこよくて、特に、 さりげないタートルセーターの着方など、アメリカンアイビー とは少し違った、着こなしのお手本になりました。 モノクロの画面から映し出されるパリの街並み、フランス語の アンニュイな台詞、子供心ながらパリへの憧れを持ったものです。 ガリアの自由奔放な生き方、でも、恋にのめり込んでゆく苦しさを、 当時はどんな風に受け止めていたんだろう。 少なくとも、今は、ガリアの恋の苦しみや痛みが分かる気がする。 1965年のフランス映画。 深夜、一人でアンニュイな気分に浸りたい時にどうぞ。

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