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恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ (1989)

THE FABULOUS BAKER BOYS

監督
スティーヴ・クローヴス
  • みたいムービー 118
  • みたログ 940

3.98 / 評価:372件

何度でも観られる映画

  • zxc***** さん
  • 2020年11月21日 12時49分
  • 閲覧数 97
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

良い映画の定義はバラバラだけど、「何回観てもいい」というのも
そのひとつかも。
何度も観てしまう、その度に良い映画と言えば「アパートの鍵貸します」
をあげる人が多いかも。クリスマス時期になると観たくなる。
ひとつひとつのエピソードが小粋で、役者のアンサンブルもよく、ビリーワイルダーのセンスが光る、軽妙洒脱の一語に尽きる名作。

「恋のゆくえ」の話に戻すと、この作品を見てからもう何年もたつけれど、今でもたまに観たくなるし、実際、何度観てもいい。
けれど、この作品を観て最初から感動したわけではない。
そこが、初回から何度観ても気持ちが良い「ショーシャンクの空に」とは違う。
それなのに回数を重ねるごとに良さを発見してしまう。
心が華やぐ。それでいて悲哀がありペーソスに溢れている。

音楽業界という華々しい世界の底辺にいる人たちの、一瞬の輝き。
いわゆる場末の人たちの物語りであり、それは一般人の私たちの姿にどこか似ている。特に不幸ではないけれど、良いことが続かない、心に温度差が生じ一方通行になる。なんて、人生はほろ苦いんだ!
演じるジェフ・ブリッジスとボー・ブリッジスは本物の兄弟なだけに、
「ファビュラス・ベイカー・ボーイズは実在している」と思わせるリアルさ。
2人のかけあい、子供の頃からの写真、似ていないようでよく見たらそっくりな顔だち。生真面目で現実的、現状維持が目標の兄と、そこから脱出したくてたまらない弟。

そこに絡むのが、ヒロインのスージー・ダイアモンド。
ミシェル・ファイファーはここで一世一代の演技を披露した。
動き、表情、台詞回し、どれも本当に素晴らしく、一瞬一瞬に目を奪われる。
どんな美女でもこれは誰にも真似できないだろう。
最近、未公開映像もYOUTUBEで観たけれど、それも最高だった。
何故カットしたのかわからないが、本編にはなくスチールだけ出回っているシーンがあり、長年気になっている。どうかノーカット版をやってほしい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 切ない
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