あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(19件)
- Obst
4.0点
前に見たのを忘れていて2度目。 新鮮な気持ちで楽しんで鑑賞。 良い映画でした。
- pin********
4.0点
DVDにて鑑賞。 1回目は、TVドラマのようなベタな男女の話にいくつかのどんでん返しを組み入れただけのような印象。 2回目は、ラストのどんでん返しや長女の過去の件も含め、実は緻密に話の筋が組み立てられていていることが見えてきて、その巧さにひきつけられる(1回目に気付かなかった小さな伏線が沢山ある) 3回目は、カメラワークや間の取り方など、作品のもつ空気感に魅せられていく。 普通、どんでん返し系はその瞬間は驚くが、ネタのばれた手品のように2度3度観ようとは思わない場合が多い。 ところが本作では、何度も紹介される台湾食文化の豊かさの数々が、いわばアペタイザーとなって何度も観てしまう。 そして何度も観ているうちに本作自体に魅せられていく。 アン・リーによる完璧な計算。 頭ええです、この監督さん。 追記:アペタイザーの役割を果たしているのはもう一つある。 それは、珊珊の可愛らしさ。例えば、小さい身体が満員バスに飲み込まれていくシーンなど、思わず「頑張れ」と応援したくなる。
- hor********
4.0点
想像の上をいく素早い展開がなかなか良い。
- mik********
4.0点
90年代の作品とはいえ、食、生活、家族、街など台湾のさまざまな風景をふんだんに入れながら、現代的な台湾のヒューマンさがいいし、音楽も映像もよかった、125分でした。
- dkf********
4.0点
今や世界的巨匠となったアン・リーの台湾時代の傑作であるばかりか、料理をテーマにした映画の中でも個人的なベスト。とにかくオープニングに映し出される中華料理を作るシーンの流れるような手際の良さ、見事な名人芸に見惚れてしまい、一気に作品に引き込まれる。描かれる父と娘たちとの一連のやりとりも物語としてよく練られており、ラストのちょっとしたスパイスも効き目あり。鑑賞後はまさに極上の人間ドラマを存分に味わった満足感に満たされるはずだ。 本作を撮った当時、アン・リーはまだ40歳。その若さで、劇中の「人生は料理のようにはいかない」というセリフの持つ重み、深みを見事に具現化したような本作を撮ったのだから、その才能には感服するしかない。
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