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恋人たちの予感

恋人たちの予感

WHEN HARRY MET SALLY...

96

tei********

5.0

ネタバレ男と女の情愛とは。それを示してくれる映画

私なりの解釈ですが この映画では男女の友情は成立しないことを 示しているのではないでしょうか。 それはハリーの言う「セックスが邪魔をする」ということではなく 男女が強い信頼関係で結ばれてゆけば それはもはや「友情」、「友愛」ではなく、それこそが本当の 「男女の愛」や「家族愛」といったものであるということです。 それでもあえて友という言葉を使って表現するのであれば 親友というよりはもっと色々乗り越えてきた感じのする 「戦友」という表現が合いそうです。 そしてこの高みには同性間ではたどり着けないのではないかとも思います。 これこそが夫婦の理想像というか、 こうなってこそ夫婦と言えるのではないのでしょうか。 ただ、この作品ではハリーとサリーや、途中に挟まれる 老夫婦のインタビューを考えると「運命的な出会い」も 男女の愛には必要であることを示唆しているように見えます。 なんにせよ 男と女の感性の違いを映し出しながら しだいに信頼関係を築いていき、 良いパートナーとなるということを描いたこの作品はとても好きです。 告白のシーンも本当にいいですね。 ハリーがどれだけサリーのことを見ていたか・・・ 大半の男なんて女性の細かいところまで見てないというか気にしてない。 男と女では注目する部分が違うからでしょう。 食事ひとつにしても女性はお店の色々なところや 食べた食事を(よく見ているから)細かく覚えていたりするものだけど 無頓着な男は「誰と食べに行ったか」「うまかった、まずかった」 「何を話したか」ぐらいで案外店や料理を見ていない。 そんな傾向にある生き物が好きな女性のしぐさや行動のひとつひとつを 並べていく・・・ どれだけいじらしいんだハリー 君の想いはたいしたものだ 男としてこの姿勢は見習わないといけない 昨年は25周年だったんですね。 昨年、偶然再上映の際にたまたま興味を持って 劇場に観に行ってこの作品に出会えたことを幸せに思います。 上映している間にまた観たいと思い、 上映期間中何度か劇場へ足を運びました。 メグ・ライアンも好きになりました。 個人的には本当にお勧めできる映画です。 映画は初心者ですが、昔の映画にも良い映画があると 改めて感じさせてくれる映画でもありました。

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