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荒野のガンマン (1961)

THE DEADLY COMPANIONS

監督
サム・ペキンパー
  • みたいムービー 9
  • みたログ 133

2.91 / 評価:53件

モーリン・オハラ大好き

  • kinchan3 さん
  • 2016年10月25日 13時29分
  • 閲覧数 1670
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

 ジョン・フォード監督作品やジョン・ウェインの西部劇に多く出演したモーリン・オハラが主演しているから、「ガンマン」とはならないはずだ。
 女性が西部劇で主演!?
 奇妙な映画だ。だいたい、「ガンマン」はマカロニ・ウェスタンのジャンルなのだ。
 オハラは西部劇には欠かせない女性だ。
 こうでないと西部では生きていけなかっただろう。
 大好きだが、昨年の昨日亡くなっている。
 どんな晩年だったのだろう。お会いしたかった。

 ダブリン生まれだから、設定では『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラと同じ血を引くことになる。
 アイルランド女性は強いという言説があるのだろう。
 実際、どの映画も強い女性として描かれている。
 「その後の女優たちに自身の声をもって歩く舗道を作った女性」ともされる。
 それにしても、お風呂が好きだ。イギリス人はほとんど入らないとされるのだから、アイルランド系とは違うのだろうと勝手に想像する。『わが谷は緑なりき』でもお風呂を沸かす場面があったから、イングランド人だけがお風呂嫌いなのだと勝手に決めつける。

 しっかし、ペキンパーが女性映画を撮るなんて不思議だ。
 ヴァイオレンス映画で受ける前のデビュー作なのだ。
 察するに、フォードやウェインのお気に入りのオハラを撮りたかったのだ。
 タイトルは「致命的な仲間」「死人の仲間」ということか。
 後に「ワイルド・バンチ」にならって「ワイルド・リベンジ」として売り出されている。
 
 変わった西部劇だと思う。
 断片的には強盗あり、アパッチありの西部劇なのだが、遺体を運ぶ旅なんて奇妙だ。だいたい、きちんと撃てないガンマンなんているかー?

 「馬をくれ、馬をくれれば国をくれてやる」といったリチャード三世を思いdした。

 ペキンパーはこの作品をどう考えていたのだろう。
 特集の本があるのだが、家の中から出てこない。
 
※ブライアン・キースとモーリン・オハラの2人は同年同月に公開されたディズニー映画『罠にかかったパパとママ』に元夫婦役で出演しているそうだ。『二人のロッテ』ですね。いきなり現代劇か。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • パニック
  • 知的
  • 絶望的
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