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荒野の決闘 (1946)

MY DARLING CLEMENTINE

監督
ジョン・フォード
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3.88 / 評価:129件

もっさりした世界観と演出

  • gan***** さん
  • 2015年10月10日 18時49分
  • 閲覧数 1062
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

邦題「荒野の決闘」はどうかと思う。

上映当事の事情もあるだろうし、客をとろうと考えるなら妥当なネーミングなのではあろうが、製作者の意図は全く汲めていない。

荒野が舞台の決闘もの、弟が殺され、保安官となり、危険な男と出会い・・・からの恋物語的展開、しかも横恋慕、それも情熱的とかではなく牧歌的。

このとき、正式タイトルが「愛しのクレメンタイン」だと知っていれば、このながれも温かな目で見ることができたのだが。

でももしタイトルを「愛しの~」にしていたら、日本での興行成績は「荒野の~」より悪くなったろうし。難しいね。

ながれ

1:1882年。主人公四人兄弟が牛をカリフォルニアへ運ぶ途中、トゥームストーンという街の手前でクラントン親子に会う。親子は牛を安値で買い叩こうとしたが主人公に断られる。

2:その夜、末弟を牛の番に残し3人は街で羽を伸ばす。その際、暴れるインディアンを主人公が取り押さえ、保安官になってくれと依頼されるも断る。※主人公は昔よその街の保安官だった

3:3人が戻ると牛が盗まれ末弟が殺されていた。犯人を捕まえるため主人公は保安官になり街の情報を収集。賭博の元締めドグ・ホリデイとは酒場で顔を合わせ親密に、牧畜家クラントン親子は牛を運んだ形跡ありとのこと

4:ヒロイン・「クレメンタイン 」がドグホリデイをたずね街にやってくる。主人公一目惚れ。
病気で余命わずかのドグホリデイはヒロインと会いたくなかったらしく大荒れ。ヒロインには故郷に戻るよう言いつけ、自分は深酒、主人公ともめて殴られ気絶

5:翌日。主人公はオシャレしてヒロインとデート(ドグの女なのに・・・)

6:{1:}で殺された弟の私物をドグホリデイの情婦が持っていたのを見た主人公、情婦に問いただすと「ドグにもらった」とのこと

7:主人公、ドグに問いただすもドグは身に覚えがなく情婦に尋問、情婦が{1:}のクラントン一家の一人・ビリーからもらったものだと白状。が、その瞬間、情婦は隠れていたビリーに銃撃される

8:ビリーを追跡、射殺するも主人公の弟の 一人がクラントン一家に射殺され る

9:クラントン一家、{8:}で射殺した主人公の弟の死体を投げ捨て、主人公に「OK牧場でまっているぞ!」と宣戦布告

10:{7:}で銃撃された情婦が死に、その仇討ちと主人公の手助けのためドグホリデーも決闘に参加

11:日の出。主人公・主人公の弟・ドグホリデー・街の有志2人の計5人がOK牧場へ。待ち構えるクラントン一家
主人公「クラントン。2件の殺人と牛泥棒で逮捕状がでた。自首しろ」
クラントンボス「逮捕してみろ」
主人公「射撃したのは誰だ」
クラントンボス「俺だ!2人ともな!」

12:銃撃戦開始。持病もちのドグが咳き込んでしまい被弾、死亡。クラントン側はボス以外全滅。
主人公、ボスに「街をでていけ」という。ボ ス馬にのる。が銃を構える→射殺される

13:弟2人の仇を討ち、父親に会うために街を後にする主人公兄弟。街に残り教師になる、というヒロインと別れの挨拶。

主人公「あなたの名前が好きです・・・クレメンタイン」

去っていく主人公、見送るヒロイン


おちまい



かんそう

「有名な作品らしいので押さえておこう」程度の気持ちで鑑賞。

1946製作ということなので演出がどう、音楽がどうって目くじらたてるまでもない内容。

{5:}で。主人公が床屋さんでオシャレしてヒロインを待ち伏せ、デートにもちこむことに成功、それを見送る床屋さん、の絵ヅラがよかった。

ドグ・ホリデーがとにかくかっこいい。史実ではこの決闘では死なない上に、作中の死もあんまドラマチックとはいえない。でも、かっこいい。

演ずるはヴィクター・マチュアという俳優さん。イタリアっぽい顔。父親がイ タリア人だそう。そして絶倫かどうかは知らんが5度の結婚歴ありだとか。ベラメンテ!?

そのヴィクターが演じた、ドグ・ホリデーが諳んじる、ハムレットの一節。

「その気になれば剣の一突きで死ねるのに

汗水流し人生の重荷に耐えるのは

死後の世界への不安のため

未知の世界への畏怖があるから

意思はゆらぎ、想像つかぬ苦労より

今の苦しみを受け入れるのだ

人間を臆病にする」

「病魔に侵され悲しみにくれるドグ」と「ハムレット」が重なってかっこよかったわあ。


スター・ウォーズと大変似た場面があるらしいが、どこかわからなかった

00”35’00くらいで、主人公が定期馬車の乗客?と会話するシーン、意味がわからなかった。(景気は?弟は?必ず馬車に乗れ:のくだり)

でも、だからもう一回観てみよう!とはならない。その程度の作品。

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詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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