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荒野の七人 (1960)

THE MAGNIFICENT SEVEN

監督
ジョン・スタージェス
  • みたいムービー 160
  • みたログ 1,938

4.07 / 評価:644件

設定が生かし切れていない

  • mabuchi_yoshino さん
  • 2021年5月2日 0時58分
  • 閲覧数 279
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

この設定なら、もっと面白くなりそうなものですが、盗賊団との戦闘がグダグダなので、スッキリしません。
最初の戦闘で盗賊団を撃退した後、盗賊団が再度襲撃し、今度はガンマンたちが銃を取り上げられ、追い出されます。
ガンマンたちは追い出された後で、盗賊団から銃と弾丸を返されます。なんて、優しい盗賊団なのでしょう!
そんな盗賊団たちをガンマンは戻って、皆殺しにします。
盗賊団も銃は返しても、弾丸は返さなければよかったのにと思います。

ちょっと戻りますが、銃を取り上げられたとき、ナイフ使いのガンマンがナイフを使って反撃するものと思いましたが、何もしないのはガッカリです。
というように設定はいいのに、それが十分に生かされていないのは残念です。

原案は”七人の侍”ですが、こちらはけっこう簡単に7人が集まります。仲間集めの面白さや深みみたいのは、あまりありません。
それと、七人の侍と違って、敵を絶対悪として描いていません。絶対悪であれば、後半のガンマンとの交渉なんてものはなかったでしょう。
そのせいか、盗賊団のリーダーも普通のおじさんみたいで、そんなに悪そうには見えません。なんか、生きるために仕方なく盗賊をしているようにも見えなくもありません。

ガンマンも自分たちが根なし草で農民のように地に足を着けて生きていけないことが描かれているのもちょっと新しいかなとは思いました。
これは、七人の侍ではなかった視線かなと思います。
まぁ、侍の場合、戦で手柄を立てて仕官の道もあるので、ガンマンみたいに未来がないわけでもないですしね。

盗賊団を絶対悪として描かなかったこと、ガンマンたちを単純なヒーローとして描かなかったことは、この映画の弱さでもあり、新しさでもあると思いました。
ただ、そのせいで、面白さが中途半端になってしまったことは否めないと思います。

ちなみに、自分は七人の侍の方も、それほど高くは評価していません。

詳細評価

物語
配役
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