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五月のミル (1989)

MILOU EN MAI/MAY FOOLS/MILOU A MAGGIO/MILOU IN MAY

監督
ルイ・マル
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3.70 / 評価:20件

フランス版『お葬式』

  • kinchan3 さん
  • 2012年8月8日 10時02分
  • 閲覧数 501
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 考えてみると、どちらも食と性があふれている。
 人間の二大欲が現われるのが死というものなのだろう。
 ルイス・ブニュエルの『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』にテイストがよく似ているというか似てくる。ブルジョワジーというのは僕らと別世界なのだ。
 遺産相続の話も『東京物語』のつましさを思うと胸が詰まる。
 同じ『お葬式』でもやっぱり貧しい日本とは異なる。性についても大胆で、ちょうどセックス革命が叫ばれはじめた時代だったのだ。ピルをどう使うかが問題になっている。
 五月革命に関してはトリュフォーが書いているが、ルイ・マル自身がどのように行動したかは知らない。
 いずれにしろ、カンヌ映画祭が中止になった。
 今から見れば大混乱だったことが分かる。日本ではテレビのニュースで混乱した映像が流されていたことは覚えているが、全体像は分からなかった。中国の文化大革命の方は、ラジオをつけると勝手に放送が聞こえてきたこともあり、その後の結末などは映画にもよく出てくるが、五月革命はいまいち分からない。
 新谷のり子の「フランシーヌの場合は」が流行ったというか、今でも時々、口にする歌なのだが、五月革命直前の自殺だった。
 五月革命は実存主義を葬り、構造主義の時代を作ったのは知っているが、実際に何があったか、ここに出てくるブルジョワジーのように何も分かっていないのだ。で、構造主義はどうなったの?

ーーーー以下はメモなので読まないでくださいーーーー
 葬式に関してメモっておけば、フランスは白い布をかぶせたりしない。温暖化で今はどうなっているか分からないが、棺に入れるのも直前らしい。日本だと『おくりびと』じゃないけれど、腐って大変だ。お墓も前のが骨も残らなくなるなんて分からなかった。
 日本人は買い占めをするっていうけれど、フランス人も当たり前だが、大混乱だったみたいだ。
 じゃがいもの値段が上がることが問題となるなんて、日本ではありえない。米と同じものなのだろう。
 ザリガニのあんな穫り方があるなんて知らなかったし、普通に食べるのが微笑ましい。
 「ゲイ」でレズもいうとは思わなかった。縛るなんてフランス人はすごい。
 

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