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アゲイン/明日への誓い (1990)

英雄本色Ⅲ 夕陽之歌/LOVE AND DEATH IN SAIGON: A BETTER TOMORROW III

監督
ツイ・ハーク
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2.80 / 評価:35件

ツイ・ハーク監督の「男たちの挽歌Ⅲ」だが

  • hoshi595 さん
  • 2020年6月21日 6時39分
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    • ★★★★★

DVDのタイトルは、「男たちの挽歌Ⅲ アゲイン/明日への誓い」や「アゲイン/男たちの挽歌Ⅲ」などになっているので、ジョン・ウー監督で大ヒットした「男たちの挽歌」シリーズの3作目と分かる。では日本での劇場公開時の邦題になぜ”男たちの挽歌”の文字が入らなかったのか?という疑問が残る。

実は、シリーズ3作目でありながら物語はシリーズ1作目の前が描かれて行く。有名な「スターウォーズ」シリーズもエピソード4~6が先で、後にそれ以前のエピソード1~3が作られたので、昔に戻ったのに似ている。配給会社等いろいろ事情はあるかもしれないが、タイトルは分かりやすさを優先して欲しと思う。

物語は、1974年ベトナム戦争末期のサイゴンから始まる。主役のチョウ・ユンファ扮するマーク以外は、前2作の登場人物とは全く違った顔ぶれとなる。激動のベトナムを脱出したり、舞い戻ったりしながら不本意な争いに巻き込まれるが、その最中に”謎の女”と出会い心が揺さぶられて行く事になる。

その”謎の女”に扮するのは、「レッド・ブロンクス」でジャッキー・チェンと共演したアニタ・ムイ。前2作の美少女的ヒロイン役とは異なり、主役が霞むほどのアクションを見せてくれる。しかも彼女は香港ではトップクラスの歌手で、本作品でも近藤真彦の「夕焼けの歌」を広東語でカバーした主題歌を歌っている。

共演は、フランスとイギリスの合作映画「愛人/ラマン」で中国人青年を演じたことで知られるレオン・カーフェイ。そして、「紳士同盟」で薬師丸ひろ子と共演した時任三郎。本作品が1989年香港公開当時、日本ではTVドラマ「ふぞろいの林檎たち」に出演中でもあり興味深いキャスティングである。

監督は、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズを手掛けたツイ・ハークへバトンタッチされた。その結果アクションシーンはスケールアップされたものの、きめ細かい深層心理描写は少なくなり、やや大味になった点は否めない。それでも、本シリーズはチョウ・ユンファの記念すべき出世作に違いなく、当時30代前半の”笑顔”が忘れられなくなる作品に仕上がっている。

詳細評価

物語
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