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5時から7時までのクレオ

lov********

4.0

60’S 夏至のパリ 午后の憂鬱

ある夏の日の夕暮れ時を分刻みで追ったクールな作品。売れっ子シンガーの主人公(クレオ)は不安に怯えている。すがったタロット占いには“死”を意味するカードがでてきて更に憂鬱に。我がまま放題で気まぐれな女の子なのに、なぜかかわいく見えてくるリアリティある描写が素敵です。内容の豪華さも必見!ゴダール監督出演の作中映画や、フレンチ・ジャズのルグランが音楽監督を務めピアノを弾きまくるシーンには、ファンならずとも思わず見入ってしまいます。移動撮影のため、当時のパリの街並みを楽しめるのも魅力的♪「私って、本当に愛されているのかしら?」と不機嫌になりつつも揺れる女の子の気持ちや、気分転換のための帽子の買い物、ふわふわのついたピンヒール、コケティッシュなベビードール姿、忙しい恋人とのやりとりetc・・・思わず、弾んでしまいたくなるような楽しい映画です。

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