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ゴッドファーザー (1972)

THE GODFATHER/MARIO PUZO'S THE GODFATHER

監督
フランシス・フォード・コッポラ
  • みたいムービー 1,105
  • みたログ 8,437

4.46 / 評価:3149件

良い映画過ぎてレビューが難しい

  • par***** さん
  • 2020年5月4日 18時03分
  • 閲覧数 2945
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

5度位は観ているでしょうか。それでも、また観たくなる映画です。
自分にとって、裏の世界は、ビジネスの世界は、こういうものだよって啓示しているような映画です。表は、親しげにしながら、皆、自分の利益を最大にしようと虎視眈々と狙っている。ビジネス(金)のためなら、何でもする。賭博、女、酒をビジネスにしていたところに、麻薬の話が入ってこようとするところから、ファミリー同士の抗争が激化していく。時代設定は1945年らしい。思えばマイケルが戦争でお手柄を上げたとかってあったはず。
 基本的な戦略は、表向きは相手と仲良くしようと会合をしながら、裏では裏切って、相手を抹殺していくというもの。これが資本主義の基本戦略。相手に良い人を思わせておいて、真の意図は隠している。これは恐ろしいほど徹底している。(でも、これは現在の政治状況も映し出しているように見える。実際、国際関係も虚々実々の駆け引きなのだから。)
 また、相手の中の不遇な人を見つけて、そこに裏切らせるっていうのも常套手段。これも、まさに、国が二つの勢力に分裂している場合、片方に金や武器を供与して、勢力を弱める常套手段ではないか。
 ユダヤ系、中華系、ロスチャイルドやロックフェラー、マフィア系などは、ファミリーとしての繋がり、結束を何よりも大切にしている。結束を強みにして、秘密を共有し、お互いに支え合い、のし上がっていく。日本人には、多分、その辺は理解できないのだろうと思う。
 そうやって、一見上手く、ファミリーの力を強めているかのように見えるマイケルも、妻との間には、壁ができ、殺人者の汚名を負いながら、より悪に手を染めていくという悲劇から逃れられない。それが、この世界に身を置く者の定めなのだろう。
 ドン・コルレオーネが死ぬ前に、操られるのではなく、操る方になりたかったと言うセリフは、彼らさえ、実は、より巨大な勢力に操られている存在であることを匂わせている。それが、PartⅡ、PartⅢで明らかになっていく。政治家だったり、巨大資本のユダヤ系だったり、カトリックのバチカンだったり。
 世界の実際に切れ込んで描いた、恐ろしい映画だと、自分は思っています。

詳細評価

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