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小間使の日記

小間使の日記

LE JOURNAL D'UNE FEMME DE CHAMBRE

98

ZZZ

3.0

火曜サスペンス!?

ルイス・ブニュエル監督作、ジャンヌ・モロー主演の群像劇(だと思う)。。。 様相としては、火曜サスペンス劇場にでも登場しそうな内容だった。 都会で働いていたジャンヌ・モロー扮するメイド(主人公)が、田舎の豪邸で働く様になる。周りのあらゆる人物が曲者揃い。特に、主人公のメイドには好色な男たちが集まってくる。 主人公は気が強く、心の中で人を見下す様なところもある。32歳という設定だが、”お嬢さん”扱いされる。ジャンヌ・モローは少しツンとした顔つきで立派な大人女性なだけに違和感を感じる。気を惹こうとする男達の下心を表しているのかもしれない。 映画は主人公の務める豪邸での人間模様を淡々と描いていく。但し、ファシズムが台頭してきて、反ユダヤ的な政情、更に、少女の強姦殺人などが発生し、少し特別な環境での群像劇になっている。 主人公は主に使えていた家長の死を切っ掛けに、一度、豪邸のメイドをやめようとする。しかし、親しかった少女の死を知り犯人捜しの為、舞い戻る。 だが、特にミステリー色が強くなる訳でもない。一応、犯人捜し、証拠集めなどしているが、結局のところ、元の生活に戻り、男たちを手玉に取っていく姿を描いているだけ。 終わり方も”ん!”という感じ。 恐らく、当時のフランスの時代背景などを知っていればもっと面白くなるのだろう。が、残念ながら、自分は知らない。 2時間ものの特番ドラマという感想。

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