殺しが静かにやって来る

IL GRANDE SILENZIO/THE GREAT SILENCE/LE GRAND SILENCE

102
殺しが静かにやって来る
3.6

/ 65

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37%
28%
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6%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(19件)


  • kat********

    4.0

    異色

    監督がセルジオ・コルブッチで音楽がモリコーネって事だけで本格的。笑 話しとしては復讐モノですが、異色な仕上がりでハード路線を行ってます。 この展開はナカナカありません。 いや、この作品だけじゃないか? 多くの西部劇を観た男性にオススメです。

  • lvt********

    4.0

    ネタバレコルブッチとモリコーネ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yam********

    4.0

    ネタバレヨーロッパから見たアメリカの本質と意趣返し

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • san********

    4.0

    ネタバレ悲劇的な終わり方はサムライ映画の影響?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tom********

    4.0

    ネタバレあれ?やられた?これまた珍妙な西部劇

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • par********

    3.0

    ネタバレ凄まじいアンチヒロイズム

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 吉田敬

    4.0

    ネタバレまあ、シエークスピアのような……

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kni********

    5.0

    人生 = 『マカロニウエスタン』

    賞金稼ぎの物語 = マカロニウエスタン。正義の味方、復讐の鬼、世直し、動機は様々あるがこの世に生を受けながら、やがて生きるために銃 = 職を手にした時、その自らの糧となる報酬 = 現金を得る。その1日を生き延びたのなら、また次の日も、そして次の日も。やがて時代を生きることへの絶望に打ちひしがれ沈みかけたその心も、その怒りも憎しみも哀しみも、いずれそこから燃え上がるための総てにも、自ら手を染める職で得る糧 = 現金あればこそだ。それを知り得る者こそ、たった1度の人生を生きる資格がある。殺しを稼業とする賞金稼ぎ。やがて目的を果たしたそのとき、自らの銃を棄て稼業から足を洗い仕事場をあとにする。希望に生まれながら、そして生かされ、やがて自らの力で懸命に生きなければならない。そのためには稼ぎ、そして常に希望を忘れず、そして願い続け、闘い抜く。いずれ希望と願いを叶えたのなら、また次に生きる。果てしない人生 = マカロニウエスタンである。

  • non********

    4.0

    ネタバレ表題通りの後味の悪さ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tea********

    3.0

    ネタバレ殺しが静かにやってくる

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 一人旅

    3.0

    沈黙のトランティニャン

    TSUTAYA発掘良品よりレンタル。 セルジオ・コルブッチ監督作。 声を失った凄腕のガンマン“サイレンス”と賞金稼ぎの無法者・ロコの対決を描いた西部劇。 フランスを代表する名優ジャン=ルイ・トランティニャンとドイツを代表する怪優クラウス・キンスキーという豪華で不思議な組み合わせが最大の魅力で、物語の舞台はアメリカ、監督はイタリア人の西部劇というややこしさ。 トランティニャンのセリフは一切なし(ある意味贅沢!)。過去の悲劇により声を失ったガンマンを演じる。主人公が声を出せないというのが新鮮で、あらゆる感情を表情だけで表現する。賞金稼ぎに拷問された際の悲痛の表情は圧巻。静寂の中にトランティニャンの心の叫びが響き渡る。また、夫を賞金稼ぎに殺された未亡人とサイレンスの間で芽生える恋愛感情も言葉ではなく表情だけで描き出す。 一方のクラウス・キンスキーはトランティニャンとは対照的な役柄で、多弁・残虐・拝金主義の醜い賞金稼ぎ・ロコを怪演している。賞金稼ぎと判事が癒着していて、賞金稼ぎの情け容赦ない殺人行為が処罰されずに黙認される。 キンスキー側の腐敗&行き過ぎた正義とトランティニャンの沈黙の正義が決着していくクライマックスは、エンニオ・モリコーネの叙情的な音楽と相まり悲壮感が漂う。最終的に正義が悪を倒すという典型的な西部劇のプロットを裏切る結末は意外性があり、倫理的正義が法的正義に抹殺される恐怖を示している。 ただ、クライマックスに至るまでの過程は比較的淡々としていて盛り上がりに欠ける。それでも、トランティニャンとキンスキーは両者とも圧倒的な存在感を放っているので、二人がいるだけで退屈しないし画面が持つ。 そして、西部劇らしからぬ映像も特徴だ。西部劇にはカラカラに乾いた荒野を回転草が転がっているイメージが存在するが、本作は一面雪景色で土なんてほとんど見えない。雪の白と血の赤が鮮烈に印象的だ。

  • yos********

    3.0

    ネタバレ最後が間抜け

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • dja********

    2.0

    後味の悪いマカロニ

    記憶を元に感想を書きます。このDVDは中古屋に売って家にはありません。 セルジオ・コルブッチ監督のヒーローは異色で、主人公は喉を切られて声が出せない設定。全編雪山ロケでラスト主人公を初め善良な人々が悪党にメッタ殺しにあってエンドという何とも後味の悪いマカロニです。フランス公開時には腹を立てたお客がスクリーンめがけて物を投げたそうです。 殺戮監督コルブッチだけあって、皆殺し殺戮シーンは銃弾の雨あられで徹底しています。音楽はエンニオ・モリコーネで「荒野のモリコーネ節」は聞こえてきません。美しいフランス映画のような音楽です。このマカロニには合っています。 別エンディングもあり、主人公が生き残り悪党たちが皆殺しになるバージョンです。これが普通でしょう。ひねくれコルブッチはわざとバッドエンディングにして観客の受けを狙ったのでしょう。 僕はの好きなマカロニウエスタンは灼熱の太陽の下での皆殺し、最後は傷だらけのヒーローが生き残るパターンのやつなので、この作品は嫌いです。

  • tak********

    5.0

    ネタバレ私は5点 あなたは1点かもしれません

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mih********

    5.0

    脱マカロニ宣言・詩的なマカロニ

    たいていのマカロニは本当にベタで、 内容も小学生の考えたような話で、 演出もチャチで、役者も大根ぞろいで、 100本見ても代わり映えのしないものである! そんなことを言いつつ、 私が今までマカロニを見続けているのは、 ごく稀に、新しい彗星を見つけるくらい稀に レオーネ作品に匹敵するマカロニがあるからである! で、見つけたよ~!! ここまでマカロニを踏みにじったマカロニを、私は知らない。 あらゆる面で、マカロニでありながらもマカロニではない、 ねじれた映画です。 主人公が引きが強すぎる! ワルサー自動拳銃を操るサイレンス! 彼は子どもの頃、賞金稼ぎに騙され親を殺され 口封じのため喉を切られて声帯を取られているのです。 それ以来賞金稼ぎを憎み、復讐の鬼と化して彼らを殺し回っている。 「喉切ったら死ぬでしょ?」 ごもっとも、しかしそれがマカロニってもんですね。 悪党の賞金稼ぎロコも目立って、 何より彼は悪役のくせに賞金稼ぎなのである。 賞金稼ぎが悪役なんて聞いたことがあろうか! モンコ、ブロンディ、モティマー大佐。根はいい人ばかりだ・・・。 ところがロコのヤツ、心底腐りきっていて、 インディオみたいな人間味も無い。 思い出してきた・・・・本当にひどいヤツだな!!! 判事とその助手も忘れがたい。 マカロニの名コンビ、ブレガとルイジなのだ! 何よりブレガが髭をそって出てきているのです!! マカロニファン必見です! その上、背景が一面の雪景色。 普通寒けりゃ汗をかかず、垢だらけにもならず、 割と薄綺麗に見えるものである。 だがなんて汚らしいんだ? マカロニで悪党が食事をする場面がある。 食べ方が汚らしいほど、薄汚い馬鹿に見えるのだ。 バタービル収容所でのトゥコの食べ方がそれである。 犬のように鼻面を皿につけるほど間近で流し込みながら、 所々手づかみで皿から掬い、服で油をふき取って、 鼻水を手でぬぐう。 骨があるとブッッ!と床に吐き捨てて、 テキーラを口からこぼしつつがぶ飲みする・・・。 なるほど、この映画が冬なのに汚く見える理由はしれだ。 悪党どもの食べ方が本当に汚らしく、 それをアップで長々と見せ付ける。 血の量が多いのも汚さの理由だろう。 安マカロニは服が汚れるといけないので血が一滴も流れない。 ところがこの映画は指が飛ぶ、手が飛ぶ、血が吹き出る、 汚らしい事この上ない。 しかし、この映画には背景が雪景色である事よりも、 もっと重大な非マカロニ要素が含まれているのである! 正義のガンマンが最後に悪党賞金稼ぎに負けるのだ!!! なんじゃこりゃ~! ど、どうなってんの? 脱マカロニを謳っていたのは知っていたが、 まさかここまで脱マカロニだとは・・・。 68年はマカロニの衰退期である。 ありえないような設定や過激な描写が高じて全体的に 過去の詩的な雰囲気が失われてきていた時にあって、 勧善懲悪、意味の無い残酷シーンを極力排除し、 このようになったのだろう。 マカロニではないマカロニ。 後味は悪いですが、一見の価値ありです!!

  • yan********

    3.0

    追いかけて***雪国

    忘れた頃にマカロニ再レビュー。これがおそらくラストです。 なんとシビレる邦題なんでしょう。 配給会社のネーミングセンスの良さがヒカリます。 全篇を通じて本当に静かに、静かにストーリーが展開します。 あまりにも静かすぎて・・「眠りが静かにやって来る」って、 タイトルが変わるくらいw。 なんと、このマカロニ、舞台がカラカラの荒野ではなく、 雪国というところがミソ。 あたり一面雪景色という白い雰囲気がなんともウエスタンと ミスマッチなのだが、意外と新鮮でいい感じなのです・・ (最初だけですがw)。 観ているうちにダンダン味気ない白色オンリーに飽きてくる。 馬も人の動きも雪に足をとられて、ウンショ、ウンショと いう感じで、西部劇の常套シーンである荒野を駆け走ると いう颯爽感がないのです。 監督は、あの傑作「続・荒野の用心棒」を作ったセルジオ・ コルヴィッチですが、「続・荒野・・」の舞台はグチャグチャの ぬかるみだらけの町でした。 どうもこの監督は足場の悪いシチュエーションが好きな ようです。 主役は二人(あえて二人と言います)。 賞金稼ぎのエリートにクラウス・キンスキー。 それを追いかける殺し屋ジャン・ルイ・トランテニアン。 ジャンはなんとせりふがひとつもありません。 道理で静かなわけだ。 特筆すべきはキンスキーです。マカロニ常連の悪役さん ですが、いつもは映画がはじまってすぐに姿を消すのが 得意なパターンで、つかみ一筋でしたが、本作ではやや 主役です。 汚れ役専門でも、地道にコツコツやっていればいつかは 陽の目を見るという涙なくして語れないサクセスストーリー。 デモナイカ そして、追いつ追われつの果てのラストは・・・   ドッキューーンΣ( ̄д ̄;)ガビーーーン これを語ればボコボコ必至につきサイレントです。 ちょっと変わったマカロニのホワイトクリームシチュー。 しかしてその味は・・・・雪のように淡白でした。

  • hir********

    4.0

    コレさ、別バージョンもあるのよ。

    これは、ネタばれ厳禁の映画です。 だから、ストーリーなんて書きません。 ただ、マカロニの名匠セルジオ・コルブッチの「ジャンゴ」に並ぶ傑作。 イーストウッド師匠は、絶対にこの映画観ています。 マカロニ・ウェスタン極北の作品です。 何と言っても、クラウス・キンスキー、イッチャッテます。 「夕陽のガンマン」の「せむし」なんぞ、トゥコに較べりゃ可愛いもんです。 ジャン・ルイ・トランティニアン、「狼は天使の匂い」の人ですな。 アランドロンの「フリック・ストーリー」でもチビルほど怖かった。 「サイレンス」・・・・なぜ、そう呼ばれるかは・・・・ 全編、血まみれ、雪の中での、マカロニ・スプラッター・ウェスタン。 傑作だとは思うけど、俺は嫌い。 これ以上は言えないな・・・興味のある人だけ観て下さい。

  • sun********

    4.0

    皆殺しのバラード。

    反則気味のキャスティングから始まり、ビターなエンディングで締めるなかなか常軌を逸した一品。 B級丸出しのシナリオにのっかるモリコーネにいちいち格好良い画作り、2本目にして早くも私の中のコルブッチ株は上がりっぱなし。 してやったりのはずが全然してやれていない邦題のはずし方なんかもグッド。

  • ser********

    4.0

    マカロニか!

    マカロニウエスタンの定義。 一、派手なドンパチ。 二、復讐劇。 三、画面に山が出てこない(メキシコを舞台にしてるから?) 四、どいつもヒゲヅラ(笑) ま、他にも多々あるが正直マカロニ(アメリカではスパゲッテイ)西部劇なんてものは全てB級C級その下も多々あるゴッタ煮プログラムピクチャーズの宝庫。それを多角的に見つめるなんて正直バカバカしい、これほど軽薄浅はかなジャンルも世界的に見て珍しい。だからこんな簡単な分類で事足りる。嘘だと思うならビデオ屋で見られるマカロニを全部片っ端から借りたら、どんな話だったのか三日で忘れる事間違いなし!(笑) だが、そんなマカロニウエスタンにも稀有な映画がそれでも数本ある事にはあるんだな。その一例が唯一のA級、セルジオ・レオーネの作品群であり、私が独断で定義した前述のパターンにさえハマらないこの映画「殺しが静かにやってくる」。 正直、この映画にマカロニ、という冠をくっつけたくはない。その定義を全部裏切ってくれるだけではない。ラストまで唖然呆然、松田優作演じるマカロニ・・・じゃなかったジーパンの如く、 「な、なんじゃこりゃ~!」的感覚に落とされる事必然。 復讐を果たすと思いきや、あっけなく殺されちまうからである。 カッコよく派手なドンパチをした挙句、モリコーネの音楽っぽいカッチョええ~音楽とともに去っていく主人公を期待すると100%裏切られる。 「一体お前は何だったんだ!」 と、突っ込みを入れる間もなく、チョーアンハッピーエンドで終わるその結末。 正直、見終わった後はあまりの不快さにキレました(笑)。異色作、というより出来損ない。これが多分この映画を見た時の多くの人達の心境ではなかろうか。 だが・・・何故か後にジワジワと効いて来るこの感覚は何だ!? 未だに記憶の奥底に残るこの不思議な感覚を思い出すとともに、それまで楽しく見ていたはずの多くのマカロニウエスタンの記憶が消え去っている事に気づくその摩訶不思議な現実。そう、何故かこの映画は人々の心にこびりついている。だからこそ、十数年前、突然リバイバル公開されたのである。正直見直した時にもそりゃないぜ!って気になりました(笑)。なら主人公の人生って一体なんだったんだよお!目指した敵への一矢も報えずあっけなく殺されてオ・シ・マ・イ。あほか! なのに不思議とこれまた記憶に焼きついたんだよなあ、前回以上に(笑) 日本一マズいラーメン屋というのがあって、一度並んで食べてみたらそれがやっぱり噂の如くマズくて、二度と行くか!って罵詈雑言を浴びせながら、そのマズかった記憶だけが鋭くとんがって記憶に焼きついている、そんな感じの映画、といったら製作者はブチきれるかな(爆)。それほど後味の悪い映画なのに、不思議と今は悪い気はしないこの映画。それはまさにワンパターンのマカロニウエスタンからなんとか脱出を計りたいとする製作者の情熱がむしろビンビンと伝わってくるからかもしれない。なんせ全てがルーティンから外れている。派手なドンパチなし、主人公は喉を切られた後遺症で聾唖状態、山が出てきて雪が降る、一応ヒゲヅラではあるがあっけなく殺されてジ・エンド。全部私の定義したマカロニルール、無視じゃん!(笑)でもそれが逆に記憶に深くこびりつく事を意識していたならこれこそ、タカ&トシのギャグみたいに、 「欧米か!」ならぬ「マカロニか!」って条件反射したくなるってものじゃないか(笑) とにかく復讐なんかは成就しません、ってリアルな現実に即したこの映画は深い。こーいう映画に出たジャン・ルイ・トランティニアンの存在の様に渋いぜ!ちなみに悪役だけは顔の濃すぎるナタキンパパのクラウスというのは正直ハマった(笑)。悪役、というより変質者。ドSなくらいの悪役って感じがむしろフツフツと怒りを煮えたぎらせる。 なのに主人公、戦いを挑んで憤死!(笑)これが現実。夢ないなぁ!(笑) でもこーいう映画があってこそマカロニもまた楽し。 どんなジャンルにもカルト、があってこそ人生が広がるってもんです。 だからといってカルト宗教だけは勘弁だけど(笑) ちなみにこの映画のサントラはサイコーです。エンニオ・モリコーネの作品中でも個人的にはベスト5に入る傑作だと思う。

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