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殺し屋たちの挽歌 (1984)

THE HIT

監督
スティーヴン・フリアーズ
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3.13 / 評価:14件

男たちへの静かなる挽歌

  • さん
  • 2012年10月11日 2時53分
  • 閲覧数 495
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

私が見たログに入れるまで、なんと、"見た人 0人"でした。
1984年イギリス制作、スティーブン・フリアーズ監督作品。
国内劇場未公開作品、今まで廃盤のVHSでは見ることが出来ましたが、やっと今年念願のDVD化に漕ぎ付けました。

そんな作品…初レビューと行きましょうか…。 
ジョン・ハートとティム・ロスファンの 割と偏ったレビューです。

登場人物は主に
寡黙すぎる処刑人、"殺し屋" ブラドック(ジョン・ハート)。
その子分、まだまだ駆け出しの、"見習い" マイロン(ティム・ロス)。
証言台に立ってから10年、何か達観した感のある、"標的" ウィリー(テレンス・スタンプ)。
巻き添えを喰らった形の、"人質" マギー(ローラ・デル・ソル)。(←年齢不詳)
…やっぱり男3人では話は進んでいかないですね。花が無いと。

オープニングと終盤の崖の上、お墓の場面、意味ありげに被ります。
エリック・クラプトンのオープニングから始まり、終始フラメンコギターが印象的な音楽。
スペインの殺伐とした空気にピッタリです。

さて、まずは…
・なぜ逃亡の途中でハリーの元へ寄ったのか。(←ここは私の理解不足かも)
・駆け引きにより全体を操ろうとしていたように見えた、ウィリー。
殺し屋二人の動揺を誘い、すごくいい所まで来ていたのに。
…何故か最後の最後に"今日じゃない。明日パリで…"。
何故にそこまでこだわるのか? 何か根拠でもあってのことか?

そして最大の謎。 
・女を最後まで生かしていたのは、何故か。
(見ている側としては、終いにはイライラしてくるかもしれません)

いろいろと見る側に解釈を委ねられたり、説明がもう一つ足りなかったり…。
…なんとも難解な作品でした。

しかし俳優さんそれぞれの演技の妙を楽しむにはいい作品かと思います。
ティム・ロスの若さゆえの無鉄砲さが特に印象的。ほんとに若いです。
どうしても老けて見えてしまう ジョン・ハート。
(共演のテレンス・スタンプより老けて見えるような気がしました…実際は2歳差ですが)
そんなに凄腕の殺し屋に見えないです(笑)。
でも、時折垣間見える真っ直ぐな視線、好きですね。

クライマックス、殺し屋の方が達観の境地に達したんでしょうか。
死に時を探していた表情にも見えました。



補足
終盤、マイロンがサングラス越しに射抜かれるワンカット。
他の作品でもこんな感じのが有ったのかもしれませんが、これは映画史に残る名シーンの一つかと。

…とは、言い過ぎかな (笑)

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