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ブエノスアイレス (1997)

春光乍洩/HAPPY TOGETHER

監督
ウォン・カーウァイ
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3.75 / 評価:340件

奇跡の共演…監督と神様に感謝♡♡

  • yuk***** さん
  • 2016年11月17日 10時41分
  • 閲覧数 1110
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

レスリーの享楽的で奔放に溢れ出す魅力
トニーのひたむきで優しく甘く内から滲み出る魅力

空撮のイグアスの滝を追いかける音楽
見慣れないからか 不安感を掻き立てるブエノスアイレスという町
全編を通して期待通りの映像と音
(当時 即サントラ買いました)
そして 私は ブエノスアイレス病(笑)に

自分の心も 他人の心も ままならない
2人の想いが切なすぎて
男も女も関係なく そんなことまったく気にならずに
2人の恋人に 映画の世界に引き込まれました

本当に会いたいと思いさえすれば 必ず会える
心に刺さって決して抜けない台詞と共に
  ※心=当時の私の心ですww
未来へ新しい一歩を踏み出す模様のファイ
その(地球の)裏側で過去を取り戻したくて膝を抱えて泣いていたウィン
&リアルだけれど非現実的な風景の灯台に立つチャン

タラレバでその後のストーリーを 勝手に思い巡らしながら
そう (今思えば)風と共に去りぬのエンディングと同じくらい
切なくてもどかしくて モヤモヤしたものです

2人が再会する日は来るのだろうか
2人が一緒にそう願う日は来るのだろうか

最後のイグアスの滝が
ファイの心のようでもあり
ウィンの感情のようでもあり
一緒にいると2人がたどり着く運命のようでもあり

そこでまた 
ウィンと見たかった と言う ファイのセリフに
迎えに行ってあげてー と
2人の未来を期待したり…


大きなドラマも起こらない
ひたすら2人の他愛もない日常

それなのに
全てがリアルに迫ってきて目が離せない
2人の魅力に
ブエノスアイレスの魅力に
アルゼンチンタンゴと流れる音楽の魅力に
最初から最後までハラハラ どきどき ワクワクし胸が痛かった

1人だけ深くかかわってくるチャンチェンがまた よかった
レスリー&トニーと比べると(カップルじゃないから?)
だいぶドキドキ感薄いですけど…
果ての灯台で言葉を… 
想像もしていなかった遠い地 その空気が伝わってきて
そこに行った自分を想像してしまい ある気持ちが浮かんだ
数多くの(笑)鮮明に残っていたシーンの一つです

チャンがゲイなのか確信持てなかったのですが
チャンのような人と一緒の方が 心穏やかで幸せですよね
きっと 
でも…

基本 映画は初見で(映画館で)みた印象や情報を大切にしたいので
繰り返し見るのは時間を空けたりetcしていますが
この作品は何度見ても ときめいて 切なくて ぶれない

最近 久しぶり何度目かの再鑑賞 
好きになるのに理由はない ただ魅かれる…
記憶ではウィンが一方的に自由奔放でしたが
ファイの束縛力もなかなか…キツイ(笑)
そうなるのも仕方ないのはわかっていますが
ウィンは本当に子供そのもの
なんにもしないし(これ納得させられるのはレスリーくらいかも…)
確かに元気になったら一人で暇を持て余しちゃうのは止められないでしょうね…

やはり無駄とわかっていても 
ファイがお金持ちだったら別れずに済むかな…とか
タラレバ…
素直であり不器用な2人が愛おしくて
互いに求め合ってる2人に幸せでいてほしくて 
駄目だってわかって7いるけれど 
 そうじゃないと私が泣きたくなってしまうから
また タラレバのストーリーを練ってしまう自分がいました
 そんな私だからこの後の監督の作品も好きなんでしょうね…ww

でも 結局はイグアスの滝
(あの水が流れるスタンド よかったです)
どんなにお互いが必要でも 破滅的な恋の行方なのか

記憶が定かでないのですが
当時、レスリーはこの共演に大変乗り気で(笑)
トニーはゲイ役を直前まで知らず?!だったとか
撮影期間が長く いろいろあったようですが

作中ではそんなことまったく忘れて
本当の恋人同士のような空気感の2人の魅力満載
その やり取りに 眼差しに 会話する声の調子に …愛情に 
切なくなったり ときめいたり 
同性だから? 男性だから?
余計に感情が 素直で 乱暴で そのまま 剥き出しで 
優しさが沁み 切なさが増します

この作品を見てレスリー本人を思い出して切ない と感じるより
ここに確かに彼はいた
この作品を残せてよかったと思っているかな と
何故だか 哀しみがほんの少しだけ和らぎます

私のハートを盗み続けたトニーと 飛切り魅力的なレスリー
2大スターが本当に同時期に存在した事実をシッカリ裏付け
2人が芯に持っている魅力を 濃厚に 強烈に 映し出した 奇跡の共演です
それも大好きな監督&DPの味付けで 
今でも見るとやはり「病」がぶり返してしまう作品です

監督の作品の中ではかなり直球?な
恋愛

脳裏に焼きついたイグアスの滝
たまらなく切なくて胸に残るけれど 暗くならないのは
あのパワフルな曲と 高速で移り変わるあの景色からのパワーでしょうか

大丈夫 
本当に会いたいと思いさえすれば 必ず会える
どんな未来に続くのか
(あー…またタラレバしちゃう…)

今は ただ 前に…

詳細評価

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音楽

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