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ブエノスアイレス (1997)

春光乍洩/HAPPY TOGETHER

監督
ウォン・カーウァイ
  • みたいムービー 272
  • みたログ 1,175

3.75 / 評価:343件

トニー・レオン、アジアの男の美しさ

  • 山下晴代 さん
  • 2015年9月1日 15時41分
  • 閲覧数 2962
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

 南米の南端を舞台にした、ヴィゴ・モーテンセンの『約束の地』に不満を感じて、以前観た、同じような地方を舞台にした、ウォン・カーワァイの『ブエノスアイレス』のDVDをAmazonで買って(980円くらいだった)を観なおしてみた。前にいったい何を見ていたのかと思うほど、「はじめて知った」(笑)物語だった。うーーーん……こういうハナシだったのか……。
 ほぼ二人、いや三人しか出てこない。後半三人目の男が関わってくるが、ほぼ男と男の「激しい恋愛」である。これを見て思うのは、もう恋愛などというものは、男と男の間でしか成立しないのかもしれない(笑)。 
 レスリー・チャンの名前が最初にあるが、トニー・レオンがとにかくいい。恋に揺れる男の感情を繊細に表現している。匂い立つようないい男である。アジアの誇りだ。
 画面は、モノクロが冒頭を支配するが、たがて南米最南端特有の、青みがかったグリーンの光が基調となっている。ピアソラのタンゴ曲、「スール」が心にしみいる。カーワァイは決して説明せずに、次々べつのシーンに移っていく。
 「奔放で身勝手だがどこか魅力的な」レスリー・チャンに振り回されたトニー・レオンであるが、最後はべつの愛を見つけたように思う。その「新しい愛」に出会うまでと、見ることもできる。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ゴージャス
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