最後の億萬長者

LE DERNIER MILLIARDAIRE

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最後の億萬長者
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(4件)

コミカル12.5%笑える8.3%ロマンチック8.3%楽しい8.3%悲しい4.2%

  • 一人旅

    4.0

    昔の人もアホになりたかったんだ!

    ルネ・クレール監督作。 カジナリオという架空の国家を舞台に、財政難から脱却するため国外にたった一人いる“最後の億万長者”から融資を得るため奔走する女王と周囲の人々の姿を描いたコメディ。 ルビッチのようでありマルクス兄弟のようでもある完全なドタバタコメディで、想像以上に頭をカラッポにして楽しめた。 最後の億万長者はその名も“バンコ”氏。国家に金を出してくれる銀行さん。そしてカジナリオという国名は唯一の財源であるカジノに由来している。映画の入りから笑わしにくるので要注意。 ストーリーも何でもありの支離滅裂な展開。 アホらしい事故によって記憶も人格も豹変してしまうバンコ氏や、彼に命じられて犬のマネしたり半ズボン着用を強制される大臣たち。王室楽団の指揮者を務める青年と王女のどうでもいい恋の行方などなど・・・。全てが過激にぶっ飛んでて考えることを放棄させられる、いや、放棄させてくれる楽しい作品だ。

  • kih********

    4.0

    うちもこれで行こうよ

    ユーモラスに描いたフィクション。これが1935年に公開されていることに先ず驚く。ヨーロッパでも国際関係は大戦に向かってかなり緊迫していたはずだ。それを見越しての市民不安の表現か、あるいは余裕か。百年近く経ってみると、当時こういう映画を楽しんでいたということが不思議でもあるし、驚きでもある。  カジナリオ国は必ずしも有り得ない国ではない。国民が労働をしなくても一都市だけの小国だったらやってゆける。例えば産油国、―― 勝手に不労所得が湧いて出て来る。これを独り占めしないで分配すればカジナリオ国になれる。例えばカジノ立国、例えば金融立国、―― 外国のロンダリングマネーを落とさせて、これを独り占めしないで分配すればカジナリオ国になれる。  例えば技術立国、―― 最高の技術力を持って、海外で生産させ、海外に販売して、その利潤を独り占めしないで国内に分配すれば、国民は自ら働くこともなく豊かに暮らせる。発電機、航空・鉄道、ハイテク、医療、……、ノウハウはいくらでも持っている。  不労所得だけで不自由なく暮らせる豊かな国に住みたい。どんなにか楽しかろう。衣食住に満ち足りて、余った時間は映画を見て暮らす。これだけでは体がおかしくなるから、海や山でアウトドアを楽しむ。ストレスはないから病気にもならない。みんなが豊かだから犯罪もない。いいじゃないか。  難しいことは分からんけど、働かなくても豊かな国っていいよなぁ。今、うちの国では働かなくちゃ食えないんだよ。それだけならまだしも、働いても食えないんだよ。いやいや、働こうにも働き口がないんだよ。カジナリオ国はつぶれちゃったけど、うちの国はつぶれないの? 同じ潰れるんだったら、あっちの方がいいよね。

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレワンワンワンッ!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mor********

    4.0

    ユーモアたっぷり

    20年以上前に深夜映画で観ました。 富豪が独裁者になって無茶をやるところ 印象に残っています。 何か皮肉めいたものを感じました。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
最後の億萬長者

原題
LE DERNIER MILLIARDAIRE

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日
-