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ピースメーカー (1997)

THE PEACEMAKER

監督
ミミ・レダー
  • みたいムービー 63
  • みたログ 1,910

3.56 / 評価:483件

この手のジャンルの中ではかなりの良作

  • nop***** さん
  • 2019年1月19日 1時36分
  • 閲覧数 499
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 核兵器を利用したテロを扱った作品って、結構たくさんある気もするが、その中でも意外と上位に食い込みそうな本作。昨年観たミッション:インポッシブルフォールアウトよりずっと良く出来てるような気もする。

 男の軍人と女の博士が協力してテロを阻止するのだが、この二人がいちゃついたりしないのは好感が持てる。ジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンだから、そういう展開になってもおかしくなさそうなんだけど。二人のアイドル映画にならずに硬派なサスペンスになってるんだな。題材が題材だから当たり前か。

 かなり多くの人が死にまくる本作。冒頭から1500人も亡くなったりする一方、死を軽く扱っていないのも良し。矛盾してるようだが、死の重みを感じさせる描写がちゃんとあるから、不快な感じはしない。

 主役二人のかったるい背景ドラマ等を描かずに、むしろテロリストの人物像の方に重きを置いていて、核兵器テロという手垢のついた物語がしっかり引き締まってると思う。主役二人も俺様的ヒーローではなく、テロ対策チームの一員としてきびきびと行動していて、プロフェッショナルな印象。

 冒頭の核兵器強奪を初めとしてアクションもたっぷりあるし、国家間の緊迫した状況を踏まえたサスペンスの醸成も見事。ロシア国境を侵入する時のドキドキ感と言ったら。終盤の一大鬼ごっこも手に汗握る。大掛かりなロケ撮影は見応えたっぷり。

 核爆発からプールで泳ぐヒロインの水しぶきにオーバーラップしたり、プールサイドの軍人の革靴がラストで反復されロマンスを予感させたりと、最後まで小憎い演出。このラヴロマンスのさじ加減がいいな。最後にちょっとだけ、っていうのがね。

 まー、アメリカマンセーな作風ではあるが、こんな映画観たくらいでアメリカ万歳\(^o^)/、となったりはしないので、割り切って楽しんだ方が得。ニコール・キッドマンも凛としていて綺麗だった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • パニック
  • 恐怖
  • 勇敢
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