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死にたいほどの夜

死にたいほどの夜

THE LAST TIME I COMMITTED SUICIDE

93

mii********

4.0

じれってぇな、早く行けよ!

どうしてこうもだらしない男というものを 格好いい男どもが演じてしまうのか これじゃあ ちっともだらしなくもなく 逆に潔い清々しさがみえちまうじゃねえか いいかげんな気持ちにもそれなりの誠意がこもっているものなのに 相手には伝わらないっていうことなのかい もう終わりだ もとの俺にはもどれやしない 自堕落にその日その日を過ごしゃいい 明日を見失ったが故の暴走 そうそれが若さの特権か いいや違う 面倒をよけてりゃ済むってもんじゃねぇんだよ 何故、チャンスをいかさない 奇跡的なやりなおし を 死にたいほどの夜 そうかおまえにとっては最悪のクリスマスだったな でも悪友のせいじゃないはず  すべては 自分自身 前を向けば すぐそこに幸福はあったはずなのに・・・・・ 夢にまでみて憧れていた普通の幸せを一夜でふいにしてしまい、人生を踏み外しやがった野郎のお話し。 はみ出し野郎ニール・キャサディを演じるのはトーマス・ジェーンだ。女にだらしないタフガイを見事にやりやがったが、汚れっぷりが今ひとつもの足りねぇのよ。 その悪友役にはキアヌ・リーヴス。狂ってしまった一夜の起因者であるが、うざってぇほどのまとわりつきには胸くそ悪くなるほどだったよ。酒の酔いっぷりがまたすこぶる気持ち悪りいのさ。 トーマスには天使が差し延べてくれた一筋の光明に向かいたいのだが、悪魔の申し子の如くに囁きかけるキアヌの引き留め・・・・・あぁ~じれってぇぜ! トーマスとキアヌの酒場でのやり取りをどう観れるかがポイントだ。 それでも、こんな馬鹿野郎どもに肩入れしちまうほど、いけてる作品だった。

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