レビュー一覧に戻る
フェイス/オフ

フェイス/オフ

FACE/OFF

138

gob********

4.0

悪は能力である。だが、

FBIとテロリストがひょんなことから入れ替わるお話。 全編を通して感じること。 それは、「 悪は圧倒的な強さ 」であること。 人を殺せない男と容赦なく人を殺せる男。 当然、殺せる人間の方が、やれる範囲が広く 目的達成もしやすい。 そんな圧倒的ハンデにより、 ことごとく悪人の思うままにことが進んでいく。 かなりもどかしいストーリー展開だが、 現実世界においても、悪人の方が圧倒的な力 があることは事実。 そして悪というのは時に魅力的でもある。 頼りない男より支配的で、自信に 満ち溢れた男に惹かれる女は数知らず。 そんな、悪の能力を全面に示しながらも、 最後は善でありたい。と観ているものに 感じさせてくれる、そんな映画。 そして、ただの勧善懲悪ムービーとして終わるのではなく、 ・悪であり続けることが常に犠牲も伴うこと ・一般的な善と呼ばれるものが本当に善なのか? と、それぞれの負の側面への問いかけも きちんとちりばめられていることが、 映画に深みを持たせています。 2人の主人公それぞれに深く感情移入しながら 自分の中の善と悪のバランスを 見直すことができる良作です。

閲覧数849