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シーズ・ソー・ラヴリー

buc********

5.0

愛してる・・・ただ それだけでいい

この二人のように こんなにも激しく 傷つけながらもお互いの 傷を舐め合い また求め 燃えて焦がされ絡まりながら堕ちてゆ くような・・・ そこまで激しく愛し合える相手と出会ってしまうと、それ以外 の想いなんて 愛と呼べなくなるよね・・・。 身重の自分を放って遊び歩いていようが キレて人を殺そうとするような男だろうが 精神的にイカれてて気性の荒い男だろうが デートにお金を持ってこないような男だろうが だからナニ? それがナニ? それでも私は彼を愛してる。 ただ それだけ・・・。 私は彼を、彼だけを、彼の全てを、身体中の全てで、狂おしい くらいに愛しているのよ・・・ 何があっても彼を愛するモーリーン(ロビン・ライト・ペン) そんな彼女の為なら 腕も切れる という・・・狂気さえ感じる 程真っ直ぐな愛を 彼女ただ一人だけに捧げ続ける男エディ (ショーン・ペン) キスし合う他人に向かって”(お前達)愛してるのか?” ”愛のないキスは許せない!”と怒鳴る程。 彼の心はあまりにも純粋で激しい。 その激し過ぎる真っ直ぐな愛故 彼は隔離され、二人は別々に。 モーリーンを愛し抜いた結果、10年もの間精神病院に入れられ るエディ。 10年・・・ 彼女から たった一度の連絡も、一切の手紙もないまま 10年・・・ それでも声を聞いただけで分かる。 変わりない愛を。 繋がり続けていた愛を。 彼の・・彼女の声の響き。 愛する人の声・・・。 愛し続けた人の声・・・。 それだけで 10年の歳月は埋まる。 10年分の愛と一緒に。 彼も 彼女にも迷いはない。 『愛の為に生きる』 『愛の為なら何もかも捨て去る事が出来る』 『愛が全てだから今の生活はもう必要ない』 彼と・彼女 一緒に居る事・・・それが二人の全て。 離れていた10年もの間、彼女の傍に居た夫に向かって エディが 諭すように言う。 『こうなる運命なんだよ。彼女は俺のものだ。』 10年、病院に閉じ込められていた事なんか関係ない。 人生の10年、犠牲にしたって構わない。 俺はそれでもモーリーンを愛してる。 愛さえあれば。 心から愛し合える人さえ居れば。 その愛を信じ合えるなら。 見つめ合うだけで満たされる気持ちがあれば。 それだけでいい。 他に何も要らない。 理由なんか要らない。 そんな作品でした。 ロビン・ライト・ペン この当時 実生活でもショーンと愛し合い、彼の妻であった彼女 の演技は実にリアルで切なく 心が震えます。 ショーン・ペン 果てしなく遠くの世界を見据え、狂気の中にあって あまりにも 透明で濁りのない清い瞳をする人・・・。 彼女への激しい愛に震えて泣く姿が切なかったです。 『・・・お前のためなら腕も切る』 「わかってる・・・」 固く強く深く繋がる二人の愛と、彼の全てを受け入れ理解して いる彼女の想いの深さを感じた台詞でした。

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