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シーズ・ソー・ラヴリー (1997)

SHE'S SO LOVELY

監督
ニック・カサヴェテス
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3.74 / 評価:76件

正しい感情の流れ

  • 文字読み さん
  • 2011年1月24日 0時23分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

1997年。ニック・カサヴェテス監督。どうしようもなく愛し合っている男(ショーン・ペン)と女(ロビン・ライト・ペン)だが、留守中に、妊娠中の彼女が誰かに襲われたらしいと思い込んだ男は悩むが彼女は嘘をつくためだんだんおかしなことを言うようになる。そして彼女の通報を受けて駆け付けた精神病院のスタッフを撃ってそのまま入院。10年が経って退院する男は、別の男(ジョン・トラボルタ)と再婚した彼女に会おうとするが、、、という話。シリアスだかコメディだかわからないすばらしいラブストーリー。

発言や行動は決して本心とは限らないという描き方がすばらしい。表面的にどんなしぐさや発言をしていても、真正な感情がお互いを貫いて理解しあっている幸福感。しかもそれが視線とか心理描写とかではなく映像となにげないセリフと音楽で描かれる。ハイヒールでうまく歩けない女との華麗なダンス。口汚くののしりながら愛をささやく男。ビールを飲む少女。

表面的には型どおりの展開をことごとく裏切っていく奇妙にねじれた展開と、その背後に流れる運命というほかない正しい愛の感情。ひとつの物語では収まり切らない豊饒な映画。愛がこじれた果ての暴力とか復讐とか恨みとかネチネチしたものがまったくないのは、監督の父ジョン・カサヴェテスの脚本だからか。名作。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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