最高のバンド&ロードムービー
- ichikawa_raidou さん
- 2010年9月11日 22時32分
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- 役立ち度 4
- 総合評価
この映画どうしても観たくて、かなり遠くの映画館まで観に行ったのを憶えている。(しかもレイトショー)
無名の監督で無名のキャストの超低予算の映画を なぜあんなに観たかったのか、今となっては紫の煙の中だが、なぜか強烈に引き付けられた。
結果、この勘は大当たりだった。
今でも何度も観てしまうぐらい大好きな映画の一本になった。
ストーリー自体はどうということもない よくある話だ。しかし登場人物が魅力的で、それと音楽が映画を引っ張っていく。
内気すぎて客の方を向いて歌えないボーカル・トニー
女好きで理屈っぽい、マザコンのドラムス・チャーリー
腕はいいが、マリファナ中毒のギター・ウィン
短気でケンカっ早い問題児のベース・エリック
無口だが伝説のマネージャーと呼ばれる ライナス
みんな愛すべきキャラクターで、彼らの創る音楽も そんなキャラクターにあった音楽で親しみやすい。(初期のステレオ・フォニックスみたいな感じ)
この映画を観るたびに想う事がある。
奴らも売れてプライベート・ジェットにでも乗っているか
それとも まだあの汚いバンドワゴンで がんばってロックしてるか・・・
やめちまったとは おもいたくねぇのさ!
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