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クロノス (1992)

CRONOS

監督
ギレルモ・デル・トロ
  • みたいムービー 44
  • みたログ 211

3.02 / 評価:121件

死なないだけで強くはならないのね!

  • bakeneko さん
  • 2019年7月1日 13時38分
  • 閲覧数 843
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ギレルモ・デル・トロが脚本も書いた長編デビュー作で、よく言われるように処女作には監督の全てが詰まっています。不老不死の秘密の器具:クロノスを手に入れた骨董商が辿る恐怖&哀しい運命を、怪奇趣味と詩情をミックスさせて映し出してゆく作品で、「パンズ・ラビリンス」、「シェイプ・オブ・ウォーター」といった後作の原点となった名作ホラーであります。

16世紀に錬金術師によって作り出された金色の奇妙なスカラベ:「クロノス」は永遠の命をもたらす謎の精密機械だったが、心臓を杭で貫かれるという錬金術師の事故死で20世紀に入って行き先不明となってしまう。病床の大富豪デ・ラ・グァルディア(クラウディオ・ブルック)は、甥のアンヘル(ロン・パールマン)を使いクロノスを探索するが、骨董商のヘスス(フェデリコ・ルッピ)が誤って腕をクロノスに刺されてしまい…というお話で、後のギレルモ・デル・トロが頻用するモチーフであるー
オーパーツ&未確認生物
美少女
吸血鬼
身体変化&手術
身体損傷&血液
昆虫
緑の服
骨董
タンゴ
ゴキブリ&昆虫
機械仕掛け
異形のもの
ロン・パールマン
…が物語に詰め込まれています。

次第に変化してゆく体の恐怖と悪との対決、守るべき愛する美少女…とギレルモストーリーの王道的作劇とラストまで貫かれた詩情に、デビュー作にして後年の作品よりも高い完成度となっていて、孫を演じたタマラ・サナスちゃんは「パンズ・ラビリンス」のオフェリア(イバナ・バケロ)ちゃんに通じる―“緑の服が似合う美少女”ですよ!
ねたばれ?
1、ラストシーンの構図は「吸血鬼ノスフェラトゥ」へのオマージュです!
2、メキシコのゴキブリって日本のチャバネゴキブリに似ているなあ~

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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