作品レビュー(11件)
- yok********
4.0点
失恋から立ち直る青春時代によくあるリアルな話でした。 友人のトレントがややうっとおしいかったけど。 それでも主人公の心の動きはきめ細かく描かれていて面白かったです。 幕引きが秀逸でした。
- bar********
4.0点
いい映画だと思いますが、会話シーンの感じが好みではなかった……。 ぐだぐだとした感じに見えてしまいました。おおかたは好みの問題にあるのでしょうが、ひとつの話題をえんえんと引き延ばすような会話シーンは、さすがに失敗例がいくつか見つけられると思います。 それ以外の、シーンの切り替えとか、アメリカ90年代のイメージ表現とか、これは実に素晴らしいと思います。コミカルなキャラクターもいいですね。ただもう少しメリハリがあった方が好みです。
- dam********
3.0点
ネタバレSnickers!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - lkw********
4.0点
本当に こちらの レビューには お世話になっています このレビューが高くなかったら 絶対には手にしていないDVD 音楽がとにかく 好みで 主役の男性の顔はドン引きだけど ね ヘザーグレアム とにかく可愛い 小さな顔に お人形のようなパーツが並ぶ ヴィンス ヴォーン びっくり スリムで ちょいワル プレイボーイの友達思いの素敵な役が とても似合っていた 失恋の痛手が しつこ過ぎて やや 興ざめするが でも、好きな映画です
- tra********
5.0点
久し振りにここまで面白い映画を見た。 後にウィルフェレルの「エルフ」やマーベルの「アイアンマン」を撮ることになる若きジョンファブローが制作・脚本・主演を務めたのが本作だが、彼の最高傑作は今のところこれで間違いないだろう(アイアンマンの一作目も相当良く出来た傑作ではあるが…) 元々スタンダップコメディアン志望であったファブロー自身の日常を色濃く反映したストーリーだが、この会話の圧倒的なリアルさは青春映画の中でも白眉である ここで思い出すのは2007年のセスローゲン&エバンゴールドバーグの「スーパーバッド」だ 男同士のノリのいい会話のリアルさといい、女をモノにする為に頑張るという話の骨子といい、方向性は非常に近い 「スーパーバッド」は17歳くらいの歳頃の話だったが、「スウィンガーズ」はそれより5歳〜10歳くらい上の年齢の話である 「スーパーバッド」は「童貞を喪失する」という目的に向かってひた走るが、こちらはもうちょっと複雑で、元カノに電話を掛けられない葛藤や女に相手にされなくて自己嫌悪に陥ったり見栄を張ったりする様が描かれる。 また「スーパーバッド」の音楽はカーティスメイフィールドやジェームスブラウンといった70年代ファンクを中心に構成されていて趣味の良さが光っていたが、こちらはロスが舞台なだけにウェストコーストジャズのオンパレードでこれまた抜群にセンスが良い 途中「レザボアドッグス」に言及した直後にそっくりなシーンをやる、といった多少狙い気味なシーンが入るが、クドくならないようにやっているのでまったく嫌味がない この手の青春映画は「アメリカングラフィティ」や「アメリカンパイ」、「スーパーバッド」など高校生モノが多い中で、20代前半の特有の気楽さをこれだけ上手く切り取った作品はなかなか珍しいだろう ”気負わない傑作”というものがあるとしたらまさにこの映画のことを指すのだろう。そんなことを思わされた映画だった
- wwy********
5.0点
う~ん、 個人的にむちゃくちゃ好きな作品なのに レビューが一件もないというのは悲しいですね。 DVDも出てないようですし、 レンタル店に行っても置いてないので 仕方のないことかもしれませんが・・・ 監督は「Mr.&Mrs.スミス」「ボーン・アイデンティティー」の ダグ・リーマンだし、 ヴィンス・ヴォーンとかヘザー・グラハムとか 結構有名な俳優出てるんで絶対需要はありますって。 激しくDVD化希望です。 とにかくジョン・ファブローがイイ! 別れた彼女のことを諦めきれない。 自分のことをまだ好きなんじゃないか? また連絡をくれるんじゃないか? 女性から見たら馬鹿みたいに思うかもしれませんが、 男って本当こんなみっともないヤツなんです。 そんなかっこ悪い役をリアルに演じ切れたのは、 ファブロー自身の実体験を元にしているからなのでしょう。 彼のルックスとスタイルも説得力ありますね(笑) この役をトム・クルーズあたりに演じられても、 僕は「ふざけるな!」と全力で野次りますよ。 とってつけたようなハッピーエンドというのは苦手ですが、 この終わり方はすごく素敵だと感じました。 とにかくヘザー・グラハムがイイ! 僕の中では「ブギー・ナイツ」におけるローラーガール、 「オースティン・パワーズ」におけるシャグウェルをも超えてます。 「どうしようもない僕に天使が降りてきた」という感じですかね。 槇原敬之風に言えば。 別に槇原敬之風に言わなくてもいいんですが。 マジで青春映画の大傑作だと思うので、 どこかでこのタイトル見かけたら是非!
- oce********
4.0点
これは男が見て共感できる映画。 失恋したことを引きずる男。女性から見れば単なる優男だが、こういうのはよく分かります。 友達が励まそうとベガスへ出発。そこでナンパに明け暮れる日々。 電話番号をもらっても1日空けるのがセオリーだとか、留守電に吹き込む際のやり取りは覚えある人が多数ではないかと(笑) 主演のジョン・ファブローが情けない男。 ヴィンス・ボーンが友達として登場してるが、やはり存在感ある。 映画の小ネタを絡ませて来たり、選曲にも抜群のセンスがある。 ジョン・ファブローはほとんど仲間内で完成させたというが、その間柄が映画にもしっかり反映されている出来。 「レザボア・ドッグス」の件は知っていると楽しめる。
- bob********
4.0点
CATVで放送していたものを録画して字幕版で見ました。 20年前、学生時代を思い出し、懐かしかったです。 酒場で女性をナンパして一夜を共にする。 そんな実現できない妄想。 いい人だけど奥手で、女性とうまくいかない。 別れた彼女を忘れるために友人と酒場に繰り出すけれど ナンパもうまくいかなければ、彼女も忘れられない。 そんな主人公に昔の自分を重ねてしまいました。 彼の恋を応援せずには、いられませんでした。 恋愛に不器用だった男性には 懐かしい映画ではないでしょうか。
- eku********
3.0点
この映画は、ずばり男の恋愛感を大げさな誇張を加えることもなく、自然に描いていると思います。男って、終わってしまった恋を忘れることがなかなか出来ない生き物なんですよね。いつまでもジクジクと心に残る痛み、心に大きな穴がぽっかりと開いたような喪失感。 これが本当に自然なタッチで描かれているので、共感できる男性も多いのではないでしょうか? バーで素敵な女性と知り合って運良く電話番号をゲットし、仲間からは「二日くらい間を置いてから電話した方がクールだぜ」と言われているのに、その日のうちに電話してしまう主人公。言い足りなくて何度もかけてしまう心情が、よ~くわかります。 あげくに「もう二度と電話してこないで」と嫌われしまい、さらに落ち込んでしまうことも、「こういうことあるよなぁ」と思わず過去を回想してしまいます。 失恋の痛みを忘れようと、半ば仲間に強制される形でナンパする、という行動も「あ~、あるある、こういうの」と思わせてしまうくらい、見事に男性の心理を突いていると思います。 男って、ホントはこんな弱い生き物なんだぜ、という意味で、女性にも観て頂きたい作品ですね。
- k19********
5.0点
私こんな作品大好きです。 低予算で作られた感がヒシヒシと伝わってくる 作品でありながら、笑えるし、切ないし、男性の 優しさとか誠実さがジンワリと心に染みる とても素敵な作品でした。 まず俳優さん達が素晴らしい。 主演のジョン・ファヴローが良い。 六年も付き合った恋人にあっさり捨てられて ウジウジクヨクヨしてる情けない男性の役。 でもこの人はなんとも言えない魅力があって 心が温かい誠実な人柄が災いして自分を捨てた 彼女と撮った写真を出してきて見てはメソメソ。 私はこのシーンの彼の演技で少し泣きました。 気持ちは分かる。 ものすごく良かったのがヴィンス・ヴォーン。 彼は「サイコ」の異常者ノーマンの役が強烈だった。 この作品では驚くほどの美男子。 まだ痩せていて妖しい瞳とかわいい唇がかなり魅力的。 よく喋る男でお調子者で誰とでも友達になってしまう 社交的な性格。 メソメソジョン・ファヴローをいつも励まして 友達想いのすごく良い男。 この魅力的な男性2人組が新しい出会いを求めて パーティー会場に繰り出す。 美人をみかけたら電話番号を聞き出すんだけど なかなか恋人までは発展しない。 前の恋人のことが頭にあるから次のステップに 踏み出せないジョン・ファヴローにいろんな アドバイスをして励ますヴィンスと男友達。 男性の友情っていいなあ~とうらやましい気持ち。 主役の俳優が脚本も書いていて自分の実体験だとか。 留守番電話が勝手に喋り出して励ましてくるシーンや 一目ぼれしたヘザー・グラハムが白いうさぎさんに 見えたり・・・・ところどころ笑えるシーンがあって ほんと楽しい。 私がこの作品を観て感じたことは・・・ 男性というのは一度好きになった女性に対して 強い執着を持つんだなあ・・ということ。 女性はつきあってる恋人がいても他にもっと好きな男性が 現れたらものすごい潔さと迅速さで古い恋人を捨てられる。 その速さといったら冷蔵庫の野菜ボックスで腐ってた もやしをゴミ箱に投げ捨てる速さと同じくらいだ。 男性と女性とでは精神構造が違う。 男性の方が哀しいほど繊細で純粋だ。 この作品の中のジョン・ファヴローを捨てた恋人も 次の男性とうまくいかなくなったら電話をかけてきて またやり直そうと平気で言ってのける。 図々しいにもほどがある。 あっさり電話を切ってしまうファヴローに 「良くやった!!」とハグしてやりたいほどだ。 ラストシーン。 見てのお楽しみ。 大笑いしました。 この時のヴィンス・ヴォーンの表情のかわいいこと! バツが悪そうな男前ってほんとにかわいい! この作品はかなりオススメなので是非見てね。
- bnr********
5.0点
10年程前にみてから一番すきな映画をおもいうかべるとこれが頭にうかんできます。万人受けはしないでしょうが空気感とかがすきです。たまにはこんな地味な映画もどう?