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最後の戦い

最後の戦い

LE DERNIER COMBAT/THE FINAL COMBAT

90

fg9********

4.0

セリフが一切ないという実験的?な作品

 …リュック・ベッソンが24歳の時の1983年のモノクロ・デビュー作。  …あらすじは、解説のとおり。  文明が破壊されてしまった近未来がステージで、どうやら大気が汚染されて喋れなくなったらしく、セリフが一切ないという実験的?な作品。  生き残った男達がただ闘うだけの内容だが、当時35歳のジャン・レノが準主役級で出ていて、野蛮で粗野だが、どこか憎めない荒くれ男を演じていて、存在感は格別だった。  『マグノリア』では空から蛙が落ちてきたが、本作では無数の鯵のような魚が降ってきて、それをキチンと料理して食べるシーンは微笑ましかった。  医者らしき男の家に、ちょこっとだけ女性の存在が垣間見えて華を添えるかと思ったら、ジャン・レノの野郎が無惨にも……。  感想はこれぐらいしか書けないが、セリフが一切ない割には、妙に感覚に訴えるものがあって少しも飽きずに観ることが出来た作品だった。

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