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ライアー

ライアー

LIAR/DECEIVER

102

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4.0

ネタバレ切り裂きジャック

娼婦をターゲットにした猟奇的殺人といえば世紀末ロンドンの切り裂きジャックを連想します。ジャックは、被害者の子宮を摘出していることから医者ではないかとされていますが、ケネソウの妻の浮気相手が産科の医師であるとあかすウェイランドが、ジャックであるとすれば、その浮気相手とは、ウェイランドかもしれない。被害者であるエリザベスは、ケネソウにとっては妻であるのだから、エリザベスを殺したかもしれないウェイランドは、妻に殺意をもつケネソウの分身でもある。二重人格者ケネソウは、分身ジャック=ウェイランドと決闘の末、分身の息の根をとめるのであるが、一年後にはよみがえることになる。ブラクストンにケネソウが金を貸していることは、ケネソウの妻しか知らないが、ウェイランドが浮気相手であるなら、すべてはつつぬけである。ケネソウにとって、妻は娼婦であり、エリザベスであるところにこの映画のトリックがある。

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