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オスカーとルシンダ

オスカーとルシンダ

OSCAR AND LUCINDA

133

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5.0

ネタバレ隠れた傑作

まさに 「観る文学」。特に英文学の好きな人は必見だと思う。D・リーンや J・アイヴォリーの匂いをまとった映像は雰囲気十分。もう運ぶのは無理かと思われたガラスの礼拝堂が,船に乗って川を進んできた場面は圧巻だった。近代文明と前近代的な信仰との矛盾の象徴は,旧い価値観をもつ主人公オスカーとともに,美しくも無残に沈んでしまう。賭博依存はさほど病的には描かれず,むしろ人間と社会や時代との関係性の形象化が見事だった。ケイト・ブランシェットは本当に魅力的。ナレーションがややうるさいのだけが難点だ。 ※ケイト・ブランシェットにもアンチが湧いてる模様...

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