レビュー一覧に戻る
グラン・ブルー/オリジナル・バージョン

エル・オレンス

5.0

ネタバレこれほど美しい仏映画が存在していたとは!

映画ファンなら、本作を観て、「自分もこんな映画と撮ってみたい!」という衝動に駆られる人多いと思います。 果てしなく広がる海の上を低空で駆け抜ける撮り方から始まり、幼きジャックとエンゾをモノクロで映し出す一連のシーンがたまらなく美しくて最高です。個人的に、映画を一番美しく映す点においては、モノクロに勝るものは中々ないと思っています。 エンゾとの友情、ロザンナとの恋ー・・青春期の男ならではの心理描写がリアルで、そこにはかつて自身も青春期にダイビングを愛したリュック・ベッソン監督の投影を感じました。 ラストのジャックがとった行動は、人によって抱く感想が様々だと思いますが、行動自体はともかく、深海と青年とイルカの絵の美しさには息を飲みました。 映画ファン、特にフランス映画を語るに本作を抜きにするのは有り得ないです! L・ベッソン監督はやはり偉大!こんな素晴らしい才能を持つ監督を生み出したフランスが羨ましいほどです。 3年という空前のロングラン上映となった魅力は本物!

閲覧数600