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プライベート・ライアン

プライベート・ライアン

SAVING PRIVATE RYAN

170

fuj********

5.0

リアリティの極地!!

 あまりの衝撃に2週間後もう一度映画館に行ってしまった・・・。  戦争について考えよう・・・。という感覚で観ると、この映画は吐いてしまう。  とにかく戦闘の描写がリアルに描かれている。戦争は残酷だ・・何も残らない・・起き てはならない・・。そんな当たり前なキレイごとを吹き飛ばし、現実を叩きつけられた ような感覚を受ける作品だ。冒頭の30分の戦闘シーンは正にリアリティの極地。スクリ ーンで見ると、自分が戦場にいるかのような錯覚に陥る。印象的なのが、「音」 銃弾 の当たる対象によって音が全部違う。  スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスが組んで、戦争映画を創ったら、たぶん 右に出る者がいないんじゃないだろうか!?  この作品は、単なるリアルな戦争映画ではない。人間一人の命の重みを考えさせられ  る。8人が命を掛けて1人を救うという特殊な任務!1人(戦争で兄弟全員亡くしたライ アン)を救う為に8人が身を危険に晒すなんて・・。何の為の任務なんだ・・「ライ  アンは立派な人間なんだろうな!?」。兵士達の反感・不満・葛藤。それをまとめるミ ラー 大尉(トム・ハンクス)。  「ライアンがどんな人間だろうとオレには関係ない。この戦争で、この任務を達成出来 たとしたら、それが唯一誇れる事になる気がする。」この一言がとても印象的だっ   た。   物語のラスト、墓標の前で生存し年老いたライアンが最後に一言。  「私は、良い人間でしょうか。良い人生を送って来たと言えるでしょうか。」    全てが集約されたこの一言に鳥肌が立った・・。     

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