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CUBE (1997)

CUBE

監督
ヴィンチェンゾ・ナタリ
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  • みたログ 5,499

3.79 / 評価:1532件

神の法則

  • 諸星大五郎 さん
  • 2007年1月25日 16時24分
  • 役立ち度 24
    • 総合評価
    • ★★★★★

 smile_steal_erさんのレビュー、いつもその観かたの深さに驚いています。CUBEのレビュー、凄いですね。映画評であり詩。
言葉の限界も可能性も知っている方。

 私、この映画好きです。
まず映画製作という側面で★4つ。レビュアーの皆さん書いておられるように、映画製作につきまとう費用問題、よくぞここまで逆手にとったものだと。
こういう人が天才というのだと思います。ほとほと感心します。
そしてこういう人がもっと出てこなければ、映画産業は衰退すると危惧します。

 次にこの映画の目指した意図に★5つ。
このシンプルな設定に、日本の演劇陣なら、時間をばらした人物を登場させ、セリフを抽象化させて、まずは不条理なアングラ劇にしておくというところでしょう。舞台ではよく観るパタン。
しかし、この監督は生の人間を持ってきた。
ストレート。西洋の人だなぁと思います。
 
 脱出のための数字は生の人間にとって神の法則のようなものでしょう。
 運命から逃れ出るために、生の人間は神の法則を解明しようとしてもがいてきた。もし神というものがあるなら、これ以上残酷な存在はないのではないだろうか、などとも考えてしまいます。
西洋の監督が投げた直球をとりあえず、私は、そう打ち返しておきましょう。

人間は所詮脆いものなのでしょうか。
それとも自ら考える以上に強靭な存在なのでしょうか。
 

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