レビュー一覧に戻る
最前線物語

最前線物語

THE BIG RED ONE

110

al2********

4.0

古参軍曹と若き歩兵たちの物語

公開当時、「スターウォーズEP4」で一躍スターになったマークハミルの新作という触れ込みで話題になった第二次大戦物だが今見ると結構地味で渋い作品。 ヨーロッパ戦で北アフリカ、イタリア、フランス、ベルギー、ドイツ、チェコスロバキアの各激戦地の最前線を進んでいく米歩兵第一師団(The Red Big One=原題)の5人の兵士たちを追いかけながら映画は淡々と進んでいく。 敵兵と民間人、停戦直後の敵兵との遭遇、死にゆく者と新たに生まれてくる生命、精神病患者と兵士、激戦を生き残るものと死にゆく者の運、などなど様々な相対することを皮肉とブラックユーモアも交えつつ描かれている一風変わった戦争映画です。 若き歩兵を演じるマークハミルやロバートキャラダイン等を率いるベテラン軍曹を演じるリーマーヴィンの存在感がやはりさすがで印象に残ります。 実際に第二次大戦で従軍経験のあるフラー監督ならではの兵士たちの細かい心理描写とリアルな戦闘シーンも印象に残る佳作。

閲覧数1,103