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ドレス (1996)

DE JURK/THE DRESS

監督
アレックス・ファン・ヴァーメルダム
  • みたいムービー 5
  • みたログ 10

3.60 / 評価:5件

この「映画」というものの可能性!

  • T-800 さん
  • 2007年7月7日 22時39分
  • 閲覧数 487
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

人をひきつける魔力みたいなものを持つ青い服。

それが手に取るもの達を奇妙な不幸に陥れながら

人手に渡るうちに切れ切れになり「布地」と化してしまう。

そして布地となってもなお、人を狂わせ続ける。

いや、それは正しくは「狂う」というよりも心の深奥にある欲求そのも

のを「引きずり出す」、とでもいうか。

しかめ面しながらも、同時にどこか暗い愉悦にあふれた映画なのだから

これは実に興味深い。



上手くいかないデザイナーが、偶然他人の服を見て作った柄を散りばめ

た青い服。

世に出るまでにすでに会社の中で人々を衝突させ始める青い服。

それを着た女は次々と不思議な変化に襲われる。

つかの間の「喜び」と「死」。

この不条理!



服をまとって死んでしまったホームレスの薄幸な女と一晩添い寝をした

男は、自分の娘ほども若い街娼にキスをしてくれと頼む。

恋人同士のようなキスだ、と注文する。

真摯と見るかグロと見るか。

なぜか印象に残るくだりだった。



ラストまで人をしてその理性を狂わす青い服。



いやー、人間の想像力をかきたてる、この映画というもの。

その可能性。

おそるべし。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 切ない
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