あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(18件)
- hik********
1.0点
これまた予告編が面白そうな出来栄えで、おかげで前半部分は非常に楽しめるコメディでした。 が、後半から何かおかしくなってくる。 疑惑の流れを解くというコメディ展開を想定していたはずが、あれよあれよと明後日の方向に話が進んで行ってしまった。 べつにセオリー通りにしろとは決して言いませんが、これは駄目でしょう。ほぼ破綻してるに近いです。 テーマ性が見えそうで見えず、結局とっ散らかってしまっています。 まあでも、今の時代では再放映すら難しそうな作品ですね…
- mnk********
5.0点
公開1997年当時は挑戦的に思えたが、 観返してみるとあの頃のアメリカの苦悩でもあるセクシャリティとゲイのカムアウト問題をコミカルに的確に描いた傑作である。 監督フランク・オズは『ダーク・クリスタル』『リトルショップ・オブ・ホラーズ』等でも有名だが、ヨーダの声やセサミ・ストリートの操作等でも注目されていた方で、 その人柄も愛すべき人なのかも知れないと思える本作である。 俳優の皆さんはみずみずしくセクシーで、問題作を笑いに変えられるパワーで弾けさせる。 見事でした。
- iag********
3.0点
日本のとあるアニメ映画が「ゲイ差別」だと叩かれる騒動でこの映画をふと思い出した。 インディアナ州の田舎町にある高校で英文学の教師を務めるブラケット先生。 ハンサムでお洒落、面倒見が良く男子・女子生徒から好かれる人気教師。 ある日、俳優となった教え子がアカデミー賞にノミネートされ、その授賞式をテレビで婚約者と観ていた。 その教え子が見事、オスカーを獲得し、受賞スピーチ上でブラケット先生への謝辞を述べるが、最後に「彼はゲイだ」とポロっと言ってしまう。 この一言が発端で周囲の人間のブラケット先生を見る目ががらりと変わってしまう悲喜劇。 本作の舞台はインディアナ州の田舎町、決してロサンゼルスやニューヨークのような大都市ではない。 閉鎖的で保守的で退屈、「男は男らしく、女は女らしく」な風土だ。 そんなところでゲイだと見られた時の肩身の狭さは想像を絶する。 授賞式の翌日、そんな小さな町にマスコミが大挙して押し寄せる騒動。 なんとか男らしく見られたいブラケット先生が色々努力する(この場面が本当に笑える)のだが、周囲から「ゲイだ、ゲイだ」と言われ、よりにもよって結婚式の場でついに自分がゲイに目覚めてしまう。 この映画のメッセージは、本来、「ゲイという色眼鏡で人を判断せず人間性を見よう」というポジティブなものなのに「リベラル」な今の時代では差別だと叩かれてしまうだろう。 何かと便利にはなったけどつまらない窮屈な時代だなあと思う。
- sp7********
5.0点
この映画で謎とされる授賞式でのアウティングは、「フィラデルフィア」でオスカーを受傷したトム・ハンクスが恩師にお礼を述べたものと言われています。 60-80年代のアメリカ芸能を知っていると笑えるゲイネタ、キャスト陣の豪華さ、マッチする音楽、美しくいアメリカの田舎風景など印象的です。 元気がなく、深く考えずに笑いたい時にオススメの映画です。
- akikono66
4.0点
違います(笑)だけど笑いが止まらない映画でした。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
NY批評家協会賞第63回