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ヴァンパイア/最期の聖戦

ヴァンパイア/最期の聖戦

JOHN CARPENTER'S VAMPIRES/VAMPIRES

108

一人旅

4.0

カーペンターのヴァンパイア

ジョン・カーペンター監督作。 現代に生きるヴァンパイア軍団とヴァンパイアハンターの死闘を描いたホラーアクション。 一般的イメージではヴァンパイアは鬱蒼とした森の古城を住処にしているような印象があるが、本作のヴァンパイアは広大な荒野にポツンと佇む古びた一軒家に潜んでいる。ヴァンパイアの襲撃スタイルは暴力的で、何より無差別に人間を殺戮するため、一人の人間に絞ってじわじわ接近していくイメージのヨーロッパのヴァンパイアとは性質がまるで異なる。鋭い爪で胴体を真っ二つに引き裂いたり、軽くどつくだけで人間を吹っ飛ばせたりと戦闘能力も異常に高い。血飛沫の量もかなり多いし、床に人間の頭が転がっていたりと凄惨な場面も多々ある。 だが、人間も負けてはいない。強面俳優ジェームズ・ウッズ(ヴァンパイアよりよっぽど怖い!)率いるヴァンパイアハンターの戦い方もかなり強引で火薬量も多め。銃で執拗に乱射されたり、トラックで引っ張り回されるヴァンパイアの姿は新鮮で衝撃的だ。 ヴァンパイアらしさも一応は取り入れられていて、太陽の光を浴びると焼け死ぬ設定。その豪快な焼け死に方も見どころの一つだ。

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