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サイレンサー第3弾/待伏部隊 (1967)

THE AMBUSHERS

監督
ヘンリー・レヴィン
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  • みたログ 6

3.33 / 評価:3件

煙草の煙を人に吹きかけると・・・

  • osugitosi さん
  • 2009年8月2日 18時03分
  • 閲覧数 318
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

ディーン・マーティン主演のマット・ヘルムシリーズ第3弾。
今回はICE(ヘルムが所属するアメリカのスパイ組織)が開発した
空飛ぶ円盤が何者かに略奪される。ヘルムはこの円盤を取り戻す任務を
遂行するため手がかりの地アカプルコで大活躍。

しかし、のっけのタイトルバックからがっくり・・
違う作品かと思わせられる泥臭く安っぽい映像に
当時はやり?のGSサウンド(モンキーズ風?)が主題歌として流れる。
わざとこんなタイトルバックにしたのかもしれないが(当時はやりのマカロニ風か?)、
拍子抜けというものです。

さらに今回マットはICEの新人養成センターに講師として勤務中であり、
前2作ともに出て、なじみとなったマットのプール付き部屋が出ないのも
「男はつらいよ」に【とらや】が出ないようなもんで物足りない。
 (ちょっと飛躍しすぎのたとえですいません・・・)

また、ディーン・マーティンの鼻歌がバックに流れて展開する趣向もまったくなし。
アカプルコではラテンミュージックがやたらバックに流れるのみ。

女優陣も当時のアクション映画には華をよせていたセンタ・バーガーらが
出ていますが、地味です。出演の美女たち(中には不美人もいるが)は
ミニスカが多く目の保養にはなりますが・・・前2作ほど魅力ないです。

さらにさらに、円盤を奪った一味の首謀者というのが(演者はよく知りませんが)、
ハナ肇の【あっと驚く為五郎】の髪を短くしたような風貌で、
(これは我ながらいいたとえだと思います。ぜひ見て確かめて下さい。)
本当に驚いたというか、笑わせようと演じてるわけでないので余計ズッコケました。

そして、毎回のお楽しみ新(珍)兵器ですが、疑問に思うものばかり。
金属を溶かす光線が出る装置は、ズボンのベルトの金属部分を溶かして
敵のはいてるズボンをずり落とし、慌てさせる程度の使用しかしないし、
水に浸すと硬くなるベルトなども2~3回、敵を殴るのに使用するだけで捨てちゃうし、
笑いガスを発生させる煙草に至っては、吸った人が笑ってしまうのかと思いきや
吸ってから吐いて出た煙が笑いガスで、煙草をパッパすっては相手に煙を吹きかけて
敵方を笑わせて無気力にさせるというもので、吸ってる本人に影響はないのか?

むしろ敵方が使う兵器の方が面白く、物体を操る光線銃。
ウィスキーセットに銃を向け光線発射でグラスにウィスキーがそそがれ
グラスが宙に舞い各自に配られたり、女性の服を脱がすため銃を向けると
ジッパーが下りたりと便利なシロモノです。
また、女性陣が使うしびれ薬入りの口紅。
キスした相手をしびれさせるというものですが、こちらにはちゃんと
解毒剤があって、塗っている本人には薬は効かないという趣向で、論理的です。
さっきのタバコとは大違いです。
また円盤ですが、これを動かす電磁波が男性の精巣に影響を与え
乗ってる男は死に至ってしまうという取ってつけたような設定もあります。
女性だけが乗れるというわけですが、敵はそれを知らないという設定です。
敵のボスのやられ方が想像できるでしょ?

というわけで、前2作に比べるとだいぶん落ちてしまう出来栄え、
☆は2つでいいところでしょう。
しかし、クライマックスの円盤を乗せた貨物列車が暴走して
マットが追いかけるシーン。
むかしテレビでやってたのを(ここだけしか記憶ないが)思い出してなつかしかったのと、
本当のラスト、(ばらしてもいいが、めんどくさいのでやめます)
またもフランク・シナトラがネタのオチが笑えましたので、
☆1つ大おまけいたします。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • スペクタクル
  • 勇敢
  • セクシー
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