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ウィズ・ユー (1997)

DIGGING TO CHINA

監督
ティモシー・ハットン
  • みたいムービー 36
  • みたログ 202

3.89 / 評価:36件

人間って、こうあってほしい

  • cyborg_she_loves_me さん
  • 2017年11月26日 2時00分
  • 閲覧数 341
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 公開当時のアメリカではずいぶん酷評されたようです。演技もストーリーも凡庸だ、とか。
 そうかなあ。私は少女ハリエット役のエヴァン・レイチェル・ウッドさんは、天才子役だな、と思いながら見てましたけど。思いっきり彼女に共感できましたし。
 知名度の差のゆえに、ケヴィン・ベーコン主演みたいに扱われることも多いみたいですが、彼の演技はたしかに凡庸です。知的障害者を「いかにも演じてる」感が強くて、私は最後まで馴染めなかった。

 ストーリーはたしかに現実味は薄いです。
 知的障害者なのに、こんなに他人の気持ちも、自分の置かれている状況も、きちんと把握できている人なんて、現実にはありえないでしょう。
 ハリエットの姉(じつは実母)も、簡単に自分の子供を他人にあげてしまう人非人だったわりには、最後はやけに謙虚で物分かりがいい人物にいつのまにか変わってる。全体に、都合がよすぎる話だな、という印象はぬぐえません。

 でも、そんなこと、どうでもいいじゃないですか。「人間って、こうあってほしいよね」っていう願望を映画で描いて何が悪いでしょう。
 周囲がどれだけ妨げようとしても、こういう気持ちを最後まで持ち続けるのって、ほんとに大事だなことだな、と実感させてくれるのが、この映画のいいところです。べつに現実を忠実に模写するだけがいい映画なんじゃありません。

 とってもあったか~い気持ちで見終えることができる映画でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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