体が勝手に動き出す
- sheila E さん
- 2011年9月12日 10時18分
- 閲覧数 970
- 役立ち度 9
- 総合評価
ヴァネッサ・ウィリアムズ主演のダンス映画。
当時 全盛期のヴァネッサでとにかく稼いどけぃ!!
で‥映画作りましたみたいな印象を受けてしまいましたが
予想に反して本格的なダンスがてんこもり。
ラテンのリズムにのった正統なダンスを
ほぼ吹き替えなしで踊りきったヴァネッサは圧巻。
スタイル完璧、歌も上手で、しかもダンスもプロ顔負けって
おそるべしヴァネッサ・ウィリアムズ。
もちろん影でそうとうな努力をしてるとは思いますが
それにしても彼女の才能はすばらしい。
彼女の恋の相手役ラファエルにチャヤン。
亡き母のかつての友人をたよりキューバからはるばる
テキサスに出てきた青年。
ストーリー的には彼が主役です。
どうもラテンの歌手のようで自国では大スターだそうです。
すごい人だったのね。知らなかったけど。
彼の第一印象は‥マイケル富岡??? でした。
ちょっとMJにも似てるなくらいで観てましたけど
このチャヤンが実にいい。べりぐっ♪
キューバから出てきたてのときはどこか垢抜けないカンジを
装っていましたけど
ラテンのフレンドリーで率直でかつ情熱的な
魅力あふれる青年を熱演。
女性ならば、物語が進むにつれ彼の瞳に恋します。
そして‥こう思うことでしょう。
「わたしも持ち上げられたい」 笑
あらすじはこのラファエルの父親探しと
ヴァネッサ演じるルビーとの恋が主だったところですが
なんといっても ダンス・ダンス・ダンス
セルジオ・メンデス、グロリア・エステファンなど
日本でも有名なスターをBGMに繰り広げられる
ダンスのシーンが素晴らしい。
とくにラファエルとルビーが初めてダンスで
心を通わせるクラブでのシーン。
シンガーのAlbitaがめちゃくちゃかっこいい。
混みあったホールで知らない同士がひとつになって
ダンスを楽しむシーンは最高です。
ヴァネッサの表情やエキストラのダンサーたちの
笑顔もすごくよかった。
終盤のダンス大会での正統派ラテンダンスも圧巻。
ヴァネッサの細い腰小さなヒップがリズムを刻み
スラリとのびた長い足がステップを踏む。
必死で踊りながらルビーはあることに気付くんです。
それが確信に変わったとき彼の姿がそこにはない...。
かーっ、胸をかきむしられるような巧い演出です。
これ 深夜に観たんですけど
おかげで寝れなくなりました。
レビュー数少ないんであんまメジャーではないようですが
ダンス映画好きな方には是非観ていただきたい。
ハッピーになれる映画。
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