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悦楽晩餐会/または誰と寝るかという重要な問題 (1997)

ROSSINI/ROSSINI, ODER DIE MORDERISCHE FRAGE, WER MIT WEM SCHLIEF

監督
ヘルムート・ディートル
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3.00 / 評価:2件

男なら「張り子のトラ」と言われぬように!

  • hoshi595 さん
  • 2019年1月7日 3時59分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

ドイツでは劇場公開時に、あのSF映画「フィフス・エレメント」より観客動員数が多かったという作品。

物語は、ドイツのミュンヘンにあるイタリアン・レストラン「ロッシーニ」を舞台に様々な人間が登場する群像劇になっている。

邦題から受ける印象は「ポXX」映画ではと思わせるし、宣伝文句もエロチックな面が強調されているが、内容は至って真面目である。但し、映画関係者が集まる常連さん御用達のレストランという設定になっているので、表現や行動が単刀直入で露骨なのは間違いない。

群像劇だけに出演者も多く、「暗い日曜日」のヨアヒム・クロール、「ドレスデン、運命の日」のハイナー・ラウターバッハ、「マーサの幸せレシピ」のマルティナ・ゲデック、「ジョン・マルコヴィッチのレディース・ルーム」のヴェロニカ・ファレス、「ミュンヘン」のメイト・ベッカー、そして「ブリキの太鼓」のマリオ・アドルフと多彩な顔ぶれになっている。

現実の社会では、なかなか本音を表に出して生きるのは大変なのだが、本作品の登場者は「性」に関する点でも思っていることをストレートに表現するので小気味いい。人それぞれ悩みがあったり問題を抱えていて、現状に満足出来ていないのが良く分かるように作られている。

見ていて楽しい反面、問題も深刻なので大口を開けて笑う気にはなれない。だからブラック・ユーモアにエロチックさを加えたような作品に仕上がっている。

なかでも男性に対して辛辣なのは「張り子のトラ」という言葉で罵られるシーンだ。

それはそれとして、人間生きていて何が楽しいのかを問われたときの、ほとんどの答えが本作品に含まれている気がする。

1997年ドイツ映画賞で作品、脚本、監督、助演女優、編集と最優秀賞を受賞した作品だが、日本人のあなたはどう感じるだろうか?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • 切ない
  • セクシー
  • コミカル
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