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パーフェクト・カップル (1998)

PRIMARY COLORS

監督
マイク・ニコルズ
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2.77 / 評価:81件

足の引っ張り合いは大統領選の常套戦略

  • 一人旅 さん
  • 2020年10月31日 19時18分
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

マイク・ニコルズ監督作。

米国人コラムニスト:ジョー・クラインによる1996年発表の小説「プライマリー・カラーズ 小説アメリカ大統領選」を『卒業』(67)の名匠:マイク・ニコルズが映画化した作品で、ジョン・トラヴォルタ&エマ・トンプソンが大統領予備選挙に臨む州知事夫妻を演じています。

アメリカ大統領予備選挙に民主党として出馬した南部の州知事:ジャック・スタントンの選挙事務所に入職した黒人青年の視点によって語られていく“選挙舞台裏劇”で、女たらしな州知事のセックススキャンダル等への対応に追われる選挙スタッフ達の奮闘を中心に描いています。

選挙キャンペーンの真っ只中で候補者の勝利のために身を尽くす選挙スタッフの粉骨砕身の奮闘を通じて、アメリカ大統領選の裏側を赤裸々に描いた作品となっています。州知事による少女への妊娠疑惑といった醜聞の揉み消しに奔走するスタッフの苦労や、対立候補との醜い足の引っ張り合い、聴衆の前で堂々と嘘をつく州知事の欺瞞、家庭円満より選挙での勝利を優先する州知事夫妻の歪んだ夫婦関係、視聴率稼ぎに躍起になるメディアとそれに踊らされる大衆…と選挙キャンペーン中に巻き起こる数々の出来事を、選挙スタッフの一人で州知事の右腕となった黒人青年の視点で見つめていく作劇となっていて、キャシー・ベイツ扮する揉み消し屋の矜持と決断が、国家と国民に真摯に向き合うべきアメリカ大統領選の在り方を観客側に問いかけています。

共和党トランプvs民主党バイデンのアメリカ大統領選で盛り上がっている今が鑑賞にタイムリーな“選挙+人間ドラマ”の大作で、候補者同士が政策ではなく相手を貶める発言や広告で優位に立とうとする姿勢は今も全く変わっていないことが分かります。

詳細評価

物語
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