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サイレント・ムービー (1976)

SILENT MOVIE

監督
メル・ブルックス
  • みたいムービー 9
  • みたログ 73

3.82 / 評価:17件

楽しく、パロディ趣味に満ちた作品

  • gar***** さん
  • 2009年10月10日 9時09分
  • 閲覧数 458
  • 役立ち度 18
    • 総合評価
    • ★★★★★

酒で失敗した過去を持つ映画監督メル・ファン(メル・ブルックス)は、すっかり衰退した映画会社の再建のために、オール・スター出演によるサイレント・ムービーを作ろうとするが…
この映画の製作は、1976年。初のオールトーキーの出現が1927年の『ジャズ・シンガー』なので、サイレント映画が消え去ってすでに50年近く立っているときに「よもやの」復活といえます。
1920年代の映画に興味がある人、もしくはチャップリン、ロイド、キートンの三大喜劇王がお好きな人。また映画のパロディも暖かい目で楽しめる人…そんな人は、絶対見るべきです。とにかくおもしろい!
この映画には、サイレント映画の魅力がつまってます。音がないという制約を逆手に取ったスラップスティック、サイレントには不可欠の伴奏音楽での情景描写…音などなくても楽しめます。さらにおもしろいのは、まるでエルンスト・ルビッチの映画のような看板や小道具を使った演出。映画のあちらこちらに人を食った毒舌な仕掛けが色々と施されています。これを見るのもまた楽しいものです。
そんな映画を楽しく彩るのが豪華キャスト。「なんでこんな役を?」というような人が思わぬところで頑張っています。個人的におもしろかったのは、アン・バンクロフト。ご主人であるメル・ブルックス監督と三バカコンビとともにタンゴ(曲名は、『ジェラシー』)を姿が、何とも楽しそうです。赤いドレスも麗しい彼女が、大ハッスルする姿は必見です。『卒業』の倦怠のロビンソン夫人はどこへやら、笑顔が素敵な彼女の怪演にお腹いっぱい笑わせてもらいました。見事な夫婦共演です。
そして、個人的に嬉しかったのがポール・ニューマンの出演。よもやの大競争!あのスピード感は爽快です。
現代に突如蘇った楽しく、パロディ趣味に満ちたサイレント映画。サイレント映画ファン必見です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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