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ラウンダーズ (1998)

ROUNDERS

監督
ジョン・ダール
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3.49 / 評価:307件

ポーカーの世界選手権を夢見る青年の末路?

  • hoshi595 さん
  • 2020年4月24日 4時25分
  • 閲覧数 341
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

真面目に法律の勉強をしている青年が違法な賭場でポーカーに興じて人生が危ぶまれる有様が描かれて行く。題名の「ラウンダー」とは、カードゲームで生計を立てている人を指している。1998年のアメリカ映画で、主役は当時28歳のマット・デイモン。法を学ぶ学生が違法な賭場に出入りするのに不良には見えない所が彼の持ち味と言える。

ポーカーを扱った映画で真っ先に浮かぶのは「シンシナティ・キッド」だ。ポーカーの名手役のエドワード・G・ロビンソンを相手に、主役のスティーブ・マックイーンが死闘を繰り広げる。本作の主人公は、ポーカーの才能がある若者であって、ギャンブラーとは一線を画しているが、一歩間違うと奈落の底に落ちる危うさに取り巻かれていて、ハラハラさせられる。

共演陣は演技達者な役者が揃っている。自暴自棄気味な友人役に「アメリカン・ヒストリーX」で主役を務めたエドワード・ノートン。ロシアのマフィアでポーカーの強敵役は「コン・エアー」の悪役でニコラス・ケイジと共演したジョン・マルコヴィッチ。歴戦のラウンダー役に「バートン・フィンク」で主演を務めたジョン・タトゥーロ。そしてTVシリーズ「スパイ大作戦」のローラン・ハンド役で知られるマーティン・ランドーが理解ある教授役を好演している。

しかし、ともすれば殺伐となりやすいギャンブルの世界が描かれる中、二人の女優の演技が際立っている。グレッチェン・モルは、アメリカ版ゴジラ映画の「GODZILLA」では、クレジット無しのレポーター役が妙に印象に残っていたが、「セレブリティ」ではレオナルド・ディカプリオの恋人役に抜擢されて注目を集めた。本作では主人公のガールフレンド役で存在感を示している。

ファムケ・ヤンセンは「007ゴールデンアイ」の敵役が見事で、本領発揮していたが、本作で見せた裏社会に生きる妖艶な美女役も得意で、さりげない仕草のを通しての感情表現が豊かである。そして女優ではないが、プロのポーカー・プレイヤー本人も出演しているのだから臨場感があるのも納得できる。

しかし、中途半端な気持ちでポーカーをしてはいけないのは、ギャンブルの世界の常識であり、依存症になる人も後を絶たない。主演のマット・デイモンは、「プライベート・ライアン」では4人兄弟の末っ子で唯一戦死を免れた青年役を好演している。本作でも夢はポーカーの世界選手権であり、大きな犠牲を払っても夢を実現させたいという思いが命綱なのだが、結末は如何に?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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