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ライフ・イズ・ビューティフル (1998)

LA VITA E BELLA/LIFE IS BEAUTIFUL

監督
ロベルト・ベニーニ
  • みたいムービー 1,505
  • みたログ 9,663

4.31 / 評価:3,080件

どちらにしても半端

  • jwc***** さん
  • 2019年7月30日 14時41分
  • 閲覧数 647
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

評価が高いので観て観ましたが、ほとんど何も響きませんでした。

低評価の方へ向けて「この映画はコメディなので、ホロコーストのシリアスさはメインではない」という趣旨の反論がよくありますが

1.そのコメディとしてもイマイチ笑えない点
2.ホロコーストというかなりデリケートな問題を扱う以上、どうしても観る側は敏感になるという点

が、低評価としての意見です。
シリアスな話を笑いに昇華しようという試みそのものは立派だと思うのですが、それはホロコーストという題材を丁寧かつ緻密に描くことでリアリティと説得力を出せて始めて行えることだと思います。

ものすごく愉快な娯楽映画だけれど、よくよく観てみると重いテーマと深いメッセージが隠されている、というのなら理解できます。

ですが、この映画は娯楽映画としても、戦争映画としてもどっちつかずな印象が否めず、鑑賞中に幾度も「ここは笑えばいいのか?嘆けばいいのか?」と悪い意味で反応に困る場面が多々ありました。

明るいお調子者として前半はドタバタを繰り広げてくれていたことから、収容施設でも大立回りの活躍を見せてくれるのだろうと期待もありました。

ですが、『ショーシャンクの空に』のアンディのように逆境の中、理不尽な相手にいっぱい食わせる強かさを見せるでもなく、ただちょこざいに動き回るだけで流れ自体は変えられないでいる姿が多く、変なところでのリアリティが目につき、悲しくなります。

コメディを謳うなら、全てを笑いに変えて悲しい結末や悲劇全てをひっくり返すくらいの勢いと、華やかなご都合主義は欲しいし
戦争映画を謳うなら、意味のないところでの悪ふざけを控えて、徹底して収容施設のリアリティに力を入れて欲しい。

コメディ映画としての批判を受けたら、戦争映画としての側面を、戦争映画としての批判を受けたらコメディ映画としての側面を主張できる。

最終的なプロパガンダ的展開も含め、悪い意味で都合よく作られた『作り話』という評価がぬぐえません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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