あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(3件)
- dob********
4.0点
音楽と色彩と人間の躍動=踊りの美しさにただただ酔い痴れる二時間だった 画面の中で、光と影 白と黒 情熱と孤独 が交錯する スペインのカルロス・サウラ監督作品 この映画の色の鮮やかさ、柔らかさは秀逸 冒頭の赤は、同じスペイン出身のアルモドバルを連想させる ビヒッドなピンクの美しい事!!白と青、淡い緑、のバランスも素晴らしい イメージに一番近いのは、、《気狂いピエロ》 ゴダールの色彩を連想させる 何よりも歌と踊り 情熱と官能が唇を重ねるように絡み合っている 内容は、フェリーニの8 1/2の影響が見え隠れするが、芸術度は高い この雰囲気を感じて、色彩、音楽、そして踊りを眺めるだけでも満足できる映画《僕はね、、》 サウラ監督 60過半ば過ぎても全く枯れてない この瑞々しく情熱的な作品から、監督の息吹を感じた 年を取ってもこうでありたいものだ 他にもう一件、投稿があり、その方は<自宅の小さなテレビで見ても感動出来ない>と述べていたが、僕は良かった しかし、確かにこの映画は巨大なスクリーンが映える映画 映画館で見る事の出来たこの方は幸運だったね タンゴに関心のある方には特にお薦めしたい一作 <おまけ> タンゴという名前のカクテルがある ドライジン25 スイートベルモット10 ドライベルモット10 オレンジキュラソー5 オレンジジュース10 をシェーク ジンとベルモットのふくよかな味に、オレンジの香りと甘さが醸し出す やはりタンゴのような情熱的な味だった お似合い
- じゃむとまるこ
5.0点
1998年カルロス・サウラ監督作 カルロス・サウラと言いますと、「カルメン」「血の婚礼」「恋は魔術師」など、フラメンコ映画の監督。 映画の内容はほとんど記憶の彼方なんだけど、サウラ映画で”タンゴ”というような単純なノリで京都シネマの前身朝日会館で観たような記憶が・・・ 当時の感想は、映像がとても耽美的、衣装がアールデコ調で素敵、ミア・マエストロという女優がオードリーに似ている、前田美波里に似たダンサーが踊ったラ・クンパルシータに感動・・・ そして男性ダンサーは中年以上の年齢じゃないとタンゴは魅力がない・・・ といったものだったように思う。 今日、友人とタンゴ&ピアソラのお話をしていたら、 「この映画、どう、カメラはストラーロだよ」と、ストラーロ、これもこの友人に教えてもらったんですが・・・たいへん博識・・・そして眼力がある・・ ヴィットリオ・ストラーロ 「ワン・フロム・ザ・ハート」「暗殺の森」そして「ラスト・タンゴ・イン・パリ」などの撮影監督。 どの作もすばらしい映像美。 そういえば、本作も光と影のコントラストの美しい映像でした・・きらきらの美しさ。 そして音楽はラロ・シフリン(巨匠です、ダーティー・ハリーシリーズ等)。 シフリンはブエノスアイレス出身だそうで・・・ 鑑賞当時、この知識があったらもっと楽しめたのに・・・残念!!
- fur********
5.0点
この作品はストーリーが面白いわけではなく、ただただ映像と音楽。これに尽きます。なので、自宅の小さなテレビで観たとしても、ちっとも感動できません。 タンゴの文化を何一つ知らない私が、一発で魅了されたエロティックな美しさ。素晴らしすぎます。
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