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奇蹟の輝き (1998)

WHAT DREAMS MAY COME

監督
ヴィンセント・ウォード
  • みたいムービー 195
  • みたログ 880

3.69 / 評価:194件

死後に生前を振り返る

  • カーティス さん
  • 2020年4月12日 21時44分
  • 閲覧数 334
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

死後の世界を舞台にしたファンタジー。妻を残して事故死した主人公、無事天国にたどり着くも、妻が自殺して地獄へ墜ちたと聞き地獄へ旅たつというストーリー。

こう書くとなんだか冒険もののように思えてしまいますが、あくまで本質は人間ドラマ。死んだ主人公が生前の自分を振り返っていく。その大筋自体はいいと思います。

また、天国と地獄を描いたビジュアルがとても秀逸で、絵の具でできた幻想郷や、床一面に人面が張り付いた地獄絵図などなど、ときに美しくとくにグロテスクな描写の数々は見ごたえあります。20年以上前の映画なのでCGが粗いシーンが多々ありますが、それを差し引いても魅力的です。


気になったのは構成の悪さ。前述のとおり、主人公が生前の記憶を回想する形で物語が進んでいくのですが、伏線を張って回収するということはあまりなされず、その場その場で必要な情報を付け足してくことのほうが多かったのがかなり気になりました。
というのは、そのせいで要所要所の展開がかなり急に感じられましたし、主人公の心の動きが読みづらくなってしまったように感じたからです。重要な情報が後から後から付け足されていくうえにそれらの時系列がバラバラなので、主人公の心のうちがどんどんわからなくなっていきましたし、それに伴ってドラマに没入することもなくなっていったというのが正直なところです。

テーマや設定、ビジュアルが秀逸なだけにちょっと残念。そんな作品でした。

詳細評価

物語
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イメージワード

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