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踊れトスカーナ!

meg********

5.0

ネタバレ好きだああ

舞台はイタリア・トスカーナの田舎町、 主人公は町の会計士をするレヴァンナ。 レヴァンナが愛車を飛ばすオープニングなんですが… この原動付き自転車…見たことがないヤツだ。 パッと見、バイク。だけどペダルを漕ぐレヴァンナ。 このカッコイイ乗り物を「サイクロン」と呼ぼう。勝手に。 「踊れ、トスカーナ」という邦題から、退屈な田舎の人々がみーんな踊り出すのかな?て思っていたんです。 邦題も好きなんだけど、原題が物凄くイイ。 「IL CICLONE」 イル・チクローネ、イタリア語で「サイクロン」 オープニングで、主人公は愛車について語ってますが、 その中で、 僕のペダルバイクは96年の夏の嵐で死んでしまったとある。 「嵐」とは何か? カテリーナでしょう。 道に迷ったバスが田舎町にやってきた。 美女5人を乗せたフラメンコ集団だ。 なんだって?予約を忘れてホテルがない? うう…この、ありきたりだけど面白い展開、いいね、いいね。 ダンサーのみなさん、脚がながーく、めちゃ細い。 セクシーな美女ばかり。その中でもカテリーナは別格!! 整った顔立ち、小麦色の肌、笑顔はキュート。彼女に釘付けでした。 テーブルの上で彼女が踊った場面で、 「ああ…この映画めちゃ好きかも」と思ってしまった。 メインの人物だけではなく、 取り囲むすべての人たちもキャラが濃いから印象に残りました。 バスが去る時、カテリーナがブーメランをプレゼント。 切ない場面である。 この時のレヴァンナの台詞が気に入りました。 ―胸に沢山の言葉を秘めている時、何も言わない方が伝わる― ブーメランにも、ちゃんと意味がある。 何度も練習したが、掴めないブーメラン。 僕はいろんなものを逃がしたっていう主人公の語り、うう、切ない。 バスが去る… 突然、嵐のようにやってきて、嵐のように去る。 このバスにも「サイクロン」と名付けよう。勝手に。 オープニングで倒れた標識も、めちゃ重要な意味がありましたね。 キュートな彼女、 狩猟好きで、妙にハイテンションで変な笑い方の彼氏、 スーパーのオッサン、 いろんなプレイを試すバイク屋のオッサン、 イビキがうるさいオトン、 棺桶を持つ農薬まきの弟、 ペネロペが好きな妹、 ぴりぴ~、なカルリーナ、 ありがとう、みんな。楽しかったよ。 この作品に最高評価をつけたのは、 カテリーナとレヴァンナが、 二人きりになるとキスして、はいセックスってな具合にならなかったからです。 歩きまくり、しゃべりまくる二人、その場面で、レヴァンナの語りが入る。 共通点を10個見つけた、1個は彼女に合わせた。 なんじゃこりゃ、素晴らしい!と感動したんです。

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