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踊れトスカーナ!

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5.0

トスカーナよいとこ一度はおいで

 『トスカーナの休日』 私のお気入りレビュアさんたちの間で プチブーム。レビュが輪になってます。 楽しく拝読。  本作はもうひとつの『トスカーナ』 『トスカーナの休日』がトスカーナへの新住民なら 本作はトスカーナのジモピーさんたちの物語。  イタリア映画。監督さんはレオナルド・ピエラッチョーニという舌噛みそうな人。   イタリアのコメディーらしい絵のチープ感が、かえって新鮮。 だいぶ前の映画だと思ったら、1996年らしい。質感で言えば70年代のイタリア映画って感じ。あえてそう作ってるのだろうと思う。 この雰囲気が、『トスカーナ』のジモピーさんたちに とってもあってると思う。  なんだか簡単便利とか ハイテクとか、ハイソな暮らしを目指そうとか 売り上げ前年比とか くたびれちまったなぁ。 どうせがんばったって、そんなんしれてるし。    順番忘れたけど『カンターレ!マンジャーレ!アモーレ!』だっけ 歌って、おしいもの食べて飲んで、恋して。  本作観てると、人生、楽しまないとソンだなぁと、ほんとに思う。 大切なのは陽気な太陽とちょっとおせっかいな仲間たちだね。  町の地味な会計士とフラメンコ・ダンサーの恋の丁々発止。 取り囲む町の人達。 日本ならこういう人情って『三丁目の夕日』時代なんだろうけど トスカーナじゃ、今もきっとこうなんだろう、と勝手に思う。 トスカーナよいとこ一度はおいで! 音楽もとても素敵。 心がぐったりしてるときは、 これを観て、おいしいものを食べにいきましょう! おまけ エンドロールのときに、登場人物たちが紹介されていく。 これってどの映画で観ても、とても好き。 監督が登場人物を大切にしているような気がするし ちょっと舞台みたいだし。 映画終了前に、紹介される役者さんを指でさしながら 「この人 ケッサクだったよなぁ」とか。その余韻がいい。

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