ここから本文です

恋におちたシェイクスピア (1998)

SHAKESPEARE IN LOVE

監督
ジョン・マッデン
  • みたいムービー 357
  • みたログ 3,856

3.70 / 評価:815件

歴史とフィクション、劇中劇と現実

  • 一人旅 さん
  • 2019年1月27日 15時35分
  • 閲覧数 1810
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

第71回アカデミー賞作品賞。
ジョン・マッデン監督作。

16世紀末の英国を舞台に、劇作家シェイクスピアと豪族令嬢の恋を描いた恋愛ドラマ。

アカデミー賞7冠に輝いた“歴史+恋愛ドラマ”で、脚本には戯曲「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」を書き、後に自ら映画化したチェコ出身の劇作家:トム・ストッパードが名を連ねています。

16世紀末のエリザベス朝を舞台に、新作を執筆中の新進気鋭の劇作家:ウィリアム・シェイクスピアと、彼を信奉する豪族令嬢:ヴァイオラの邂逅と恋の顛末を、女性が劇場の舞台に上がることが許されなかった当時の社会背景を絡めて描き出しています。16世紀末当時の英国を再現した街並みや市井の劇場の大衆的ムードなど映像に対する細かな拘りが感じられますし、貴族の衣装にも市民の質素な暮らしぶりとは対照的な贅沢さが表現されています。

主人公のウィリアム・シェイクスピアを始め、劇作家:クリストファー・マーロウや少年時代のジョン・ウェブスター、当時のイングランド女王:エリザベス1世など実在の人物が多数登場する歴史物としてのエッセンスに、シェイクスピアと可憐な豪族令嬢の恋という創作ストーリーを絶妙に融合させた作劇になっています。さらに、主人公が執筆する「ロミオとジュリエット」の悲恋が、現実世界における主人公とヒロインの恋物語と重ね合わさってゆく様子が鮮烈で、歴史とフィクション、劇中劇と現実が一つに溶け込んだ重層的構成が職人気質な名編であります。

そして、豪華なキャスティングが物語に華を添えています。ジョセフ・ファインズ、コリン・ファース、ベン・アフレック、ジェフリー・ラッシュ、ジュディ・デンチ、トム・ウィルキンソンなど錚々たる顔ぶれが揃っていますし、中でも男装姿まで披露したヒロイン:グウィネス・パルトローの可憐な演技は絶品であります(主演女優賞受賞)。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 楽しい
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 切ない
  • かわいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ