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恋におちたシェイクスピア (1998)

SHAKESPEARE IN LOVE

監督
ジョン・マッデン
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3.69 / 評価:778件

言葉に力があった時代のファンタジー

  • per***** さん
  • 2020年8月11日 20時53分
  • 閲覧数 103
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

コリン・ファースとジェフリー・ラッシュが出てる上に吃音の役者も登場ということで、最近観た『英国王のスピーチ』を思い出しました。そこではスピーチが持つ力の大きさが描かれていましたが、本作もまた言葉というものが男女の恋愛におけるダイナモになり得ることを示した作品と言えます。

資産家令嬢ヴァイオラはシェイクスピアの手紙に心ときめかせ、芝居の台詞に陶酔します。言葉の力に大きく動かされる女性の姿がここにあります。女性だけではありません。登場人物がみな言葉に対して敬意を持っているように見えます。シェイクスピアもまた、ライバルであるはずのマーロウの言葉を額面通りに受け入れることで傑作『ロミオとジュリエット』が誕生する場面は示唆的です。

この時代の意思伝達手段といえば直接会いに行くか手紙。それもそう容易なことではありません。その分、言葉は重いものであり、またその真実味が担保されなければやって行けない時代だったでしょう。ところが現代は携帯電話やLINEでほぼ常時誰かとつながってる状態。きっと言葉の重みも相対的に軽くなっているのでしょうね。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

イメージワード

  • ファンタジー
  • ゴージャス
  • 知的
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