レビュー一覧に戻る
ヴァイラス

ヴァイラス

VIRUS

100

一人旅

3.0

エイリアン×ターミネーター

ジョン・ブルーノ監督作。 海上の船を舞台に、未知の地球外生命体と人間達の攻防を描いたSFホラー。 ダークホースコミックス刊行の同名コミックの映画化で、南太平洋を漂流していたロシア船籍の船に乗り込んだ輸送船乗組員達が、宇宙ステーションを経由して船に侵入した電磁波生命体を相手に熾烈な戦いを繰り広げていく様子を描いたSFホラーで、船という閉鎖空間における人類vsエイリアンの攻防をスリリングに活写しています。 『エイリアン』の舞台を宇宙空間から海上の船に置き換えたような設定に加えて、主な敵が機械人間という『ターミネーター』の要素を合わせたような作風となっていますが、敵の正体が目には見えない“電磁波生命体”というアイデアが斬新でありますし、船の部品を使って配下となるロボットを生産したり、殺した人間の肉体をパーツにして機械人間を製造するという生命体の戦略はオリジナリティーに富んでいます。 見せ場は閉鎖空間での熾烈な攻防戦で、偵察用の小型ロボットや半人間半機械の殺戮兵器といった特異なビジュアルの敵勢を相手に、ジェイミー・リー・カーティス演じるヒロインら人間達が果敢に立ち向かっていきます。監督が視覚効果畑のジョン・ブルーノなので、迫力万点&火薬量満載の激烈バトルを楽しめますし、生命体に魂を売って闇堕ちしたドナルド・サザーランドの怪演も見物であります。

閲覧数823